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NPC
<ビビッド ウイング ストーリー> レベル: 1 HP: 63 攻撃半径: 20m | |
Dialogs: ■1. ビビッド ウイング:白の軌跡 ―作者:クロン ビビッド ウイングの第一歩はシエル神の恩恵と祝福により生まれた。 シエル神は美を創造するすべてを愛した。 そのためビビッド ウイングがシエル神の恩寵を受けるのは自然の成り行きだった。 夜明けに彩る黄金の光、葉の雫が織りなす緑の光、重なる波が醸す青の光。 シエル神は万物を色で表現する色彩画の世界に魅せられた。 しかし何よりもシエル神の心をとらえたのは、それらの色を作り出す者たちの存在だった。 彩画の道を拓きし者、初代ビビッド ウイング イルニン。 シエル神はイルニンの才能に魅了された。 シエル神はイルニンを信頼し、イルニンもまたシエル神に誠心誠意仕えた。 イルニンがオード スケッチャーを開発した業績も、シエル神の後ろ盾があってこそだった。 ペイントにオードの力を宿らせる技術、オード スケッチャー。 オード スケッチャーの誕生によりビビッド ウイングの未来は拓けた。 才能のある者たちはみな、イルニンを師と仰ぎオード スケッチャーを学んだ。 ■2. ビビッド ウイング:灰色の軌跡 ―作者:クロン 光輝くように思われたビビッド ウイングの未来は永遠ではなかった。 大崩壊により私たちはシエル神を失った。 シエル神の高潔なる犠牲に世界は救われた。しかしビビッド ウイングは…。 シエル神の喪失はイルニンに大きな影響を与えた。 悲しみに暮れていたある日、イルニンは私たちを招集した。 「やるべきことを終えたら必ず戻る」。イルニンはそう言い残して姿を消した。 師であるイルニンが去ると、後を追うように多くの弟子たちは離散した。 ビビッド ウイングの道を守るための説得も虚しく、過酷な現実が私たちを襲った。 神の加護がついえ、私たちは孤立無援となった。 私たちに残されたのは、ビビッド ウイングの技術と知識を受け継ぐ弟子を探すことだけだった。 ……。。 だがこうした苦難はそう長くは続かない。私はそう信じている。 日が昇りまた沈むように、ビビッド ウイングの時代は再来するであろう。 色彩は言葉なくとも人の心に染みる力を持つのだから。 いつか戻るであろうイルニン、新たな弟子の無限な可能性を私は信じている。 ■3. ビビッド ウイング:漆黒の軌跡 ―作者:不明 (ここから筆跡が変わった) すべては消え失せた。 シエル神、イルニン、そしてすべてのビビッド ウイングまでも。 かくしてビビッド ウイングの歴史は幕を降ろした。 爆風の日、アトレイアに降り注いだエレシュランタの破片。 ビビッド ウイングたちは罪なき人々を救うため、自らを犠牲にした。 多くのビビッド ウイングが命を落とした。 そして…。 彼らの崇高なる犠牲を称え、ビビッド ウイングは正式なクラスへと昇格した。 しかしそれがすべてだった。今のビビッド ウイングが持つものはただそれだけだった。 ビビッド ウイングの歩むべき道は未だ暗く脆い。 すべてはここからだ…。 (未完) |