いつの間にか、こんな場所にまでオベリスクを設置することになったのですね。

オベリスクを背負って初めて要塞の外へ出たのが、つい昨日のことのように思えます。

そう考えると実に誇らしい気分です。
しかし、実際のところは気楽な仕事ではありませんでした。

要塞から1歩離れるたびに恐ろしさに身を震わせたものです。その先にどんな危険が待ち受けているのかなど、誰にもわからなかったのですから。

あるときは龍族にいきなり襲いかかられ、激しい戦闘が起きたこともあります。

今は笑って話せますが、そのときの戦闘は相当激しいものでした。

龍族たちはカイジネル神に仕返しをしようと躍起になってましたからね。
でも、あと少しで龍族の鼻先にオベリスクを突きつけることができるかと思うと、今までの苦労も報われる気がします。

ところで、ここにはどういったご用でしょう？あ、もしかして要塞から支援にいらしたのですか？

助かります。では、ソウトゥース コディルヌスとテンタクル クセリードを倒してください。

まずは段取りというものがありまして、安全を確保しておかなければオベリスクを設置することができないのです。
場所を取って安全を確保することを下準備と呼んでいるのですが、オベリスクの設置前は毎回必ず行っていることです。

でも、ソウトゥース コディルヌスとテンタクル クセリードだからといって気を抜いてはいけません。

天界で見たものよりずっと大きくて力持ちですよ。体当たりしてきたときの威力は相当なものです。
あなたがコディルヌスとクセリードを倒しているところをお見かけしました。

ただならぬ腕をお持ちのようですが、お名前をお聞きしてもよろしいですか？
なんと、やはり！お名前はお聞きしたことがあります。

私はカイジネル神の寵愛を受けているステルビアと申します。

ふぅむ、もしかすると私たちは宿命のライバルになるかもしれませんね。

とはいえ、その日が訪れるまではひとまず仲良くいたしましょう。