私は生命のディーヴァです。アトレイアにある命はすべて、尊いものです。

できることなら、行く先々で飛びかかってくる獣ですら、殺さずに済むよう努力しています。

すべての生命がそれぞれ生きようという意志を持っているのに、その意志をねじ伏せて殺生するのは心苦しいことです。
かなり昔の話ですが、カスパール内部に入ったことがあり、そこで1匹のシュラクを見かけました。

ボロボロの服を着てカスパール内部を1人でさまよいながら、古い品々を差し出して買えと勧めてきたのです。

できれば買ってやりたかったのですが、古いどころの品じゃありませんでした。

それでも恵んでやるつもりでギーナを与えようとしたのですが、そのとき1匹の昆虫が襲ってきたせいで逃げていってしまったのです。

ふと、そのシュラクがまだ生きているのか心配になったのですが、もしもそれほど難しいことでないのであれば、入って調べてきてくれませんか？

まずはカスパール内部に向かう道にいるトリオーネに会い、シュラクについて聞いてみてください。
ディーヴァ様はどのような用件で深き森までいらっしゃったのですか？
シュラクですか？

長くここにいますが、カスパール周辺ではシュラクは見ていません。

ドルシア様のおっしゃる通りなら、まだ中にいるということなのですが……。

近くのものたちにシュラクについて聞いてみます。プレーヤー様はカスパール内部を確認してください。
だ、誰だニャ？

た、助けてくれニャ。ドルキン、なんも悪いことなんかしていないわニャ。

ただ、ここで隠れて暮らしてるだけだわニャ。
じ、実は群れから追い出されて行くところがないんだニャ。

(苦しそうにかぶりを振って)全部ドルキンが悪いんだわニャ。取り返しのつかないバカなマネをしちゃったんだわニャ。

でも、家を離れて長いし、家族もどう過ごしているのか、ちっともわからないんだわニャ。

子どもたちも追放されたって聞いてるニャ。オイラのせいで……おなかをすかせていないか心配なんだわニャ。

ここで商売でもして、食糧を集めて帰りたいニャ。

お願いニャ。ここにいさせてくれニャ。
シュラクの名前はドルキンだったのですね。

ドルシア様には私から話しておきましょう。

生命のディーヴァとしてドルキンの手助けをする方法があるか探ってみます。