エレシュランタが発見されてからずいぶん歳月が経ちましたが、ここエレシュランタの目は相変わらず謎に包まれています。

神聖の要塞は誰がいつ建てたのか、よそではあふれ返っている亡霊や奇怪な生命体がなぜここには存在しないのか、要塞の下層部には何があるのかなど、未だに知られていないことがたくさんあるのです。

もちろん、今までにもこういった謎を明らかにしようという試みは何度も行われてきました。ところが、そのたびに邪魔者が現われ、研究を進めることができなかったのです。
要塞の下にいる守護神が、近づくだけで容赦なく襲ってきます。

どうやら何か重要なものを守っているようにも見えるのです……とにかく、エレシュランタの目に何か他の生命体がいない理由は、やつらのせいだと思われます。

エレシュランタの目についての確かな情報を得るためには、まず守護神を排除するべきなのですが、それもどうも確信が持てずにいます。

現在の状況からすると守護神は龍帝が作った生命体のようですが、あくまでも推測に過ぎず、これといった物証はありません。そこで今回、証拠になりそうなものを手に入れるつもりです。

一筋縄ではいかない仕事なのでプレーヤー、あなたに頼んでもいいでしょうか？あなた以外に、この仕事の適任者はいないと思うんです。
あなたが引き受けてくれるのであれば安心です。

その証拠というのは守護神の核です。やつらの体内にある核を分析すれば、力の種類を知ることができるとベントスが話していました。

ですから、オードの守護神、炎の守護神、古代の守護神、木の守護神を倒し、それぞれの核を集めてきてください。

これはかなり繊細な作業が必要になるはずです。核というのは固いものだと思われがちですが、それが意外と衝撃に弱く、完全な核を手に入れることは容易ではないのです。

それでは、幸運を祈ります。
かなりお疲れのようですね。

下の方からかなり大きな騒音が聞こえてきましたが、あれはもしかしてあなただったのでしょうか？

音に負けないくらいの結果が待っているのか、気になりますね。さあ、持ってきた守護神の核を見せてください。
お疲れなんですね。言わなくてもわかります。

実は、私も前に守護神の核を探しに行ったことがあるんです。

しかし、運がなかったのか力加減を間違えたのか、完全な核は1つも手に入りませんでした。

私が見たところ、あなたは運と繊細さとを兼ね備えている方です。あと少しの努力があれば守護神の核を入手できるでしょう。

どうかお疲れとは思いますが、もう一度挑戦してみてください。
これは期待以上ですね！

正直なところ、オードの守護神、火炎の守護神、古代の守護神、木の守護神の核をすべて揃えて持ってきてもらうことは不可能だと思っていたのです。せいぜいその中の1つや2つくらいだろうと。

話が長くなってしまいましたね。お疲れでしょう。もうゆっくりお休みください。

私はこれを整理してテミノン要塞にいるベントスに送ります。