よく来たわね、プレーヤー。

煉族と話してみた？

カマルをちょっと歩き回ってみたんだけど、煉族の視線は冷たかったわ。

でも、煉族に対して怒ったり、嫌な顔はしないでね。

私たちが煉族だったら、きっと同じ反応をしたはずだから。
屈辱的なことは事実だけど、ティアマトを踏みつけてやることでこの雪辱も晴らせるわ。

さあ、愚痴を言うのはやめて煉族の元老、ラファエレのところへ行ってみて。シエル スピアの司令部にいるはずよ。

煉族に協力する実力のあるディーヴァを推薦してほしいって言われたから、君を薦めておいたの。

煉族に魔族の力を思いっきり見せつけてやって。これ以上、私たちを無視できないようにね。

期待しているわ。
シルクサルファンを脅かす存在はアウルラウとカリドンだけではない。

龍族、シュラク、ヌビリム、砂虫など、数え切れないほどの危険が存在する。

しかし、当面の問題はそれではない。
カマルの地下に侵入したニュートに何か別の思惑があったとは思えない。

しかし、ただ見ているわけにもいかないから、君が解決してみてはくれないか。

詳しいことは、難民保護所にいるエルスが教えてくれるだろう。
ラファエレ様に言われて来たのか？

今の状況がどれだけ深刻なのか、おわかりになってないようだ。こんな若造を送ってくるなんて……。

まあ、背に腹は変えられないからな。

覚えておけ。今すぐゴールデン ニュートの洞窟にあふれ返っているニュートをやっつけ、地下牢獄の復元工事を進めなければならない。

避難民保護所の南に行くと地下牢獄を通らずに洞窟の奥へと行ける通路がある。そこに入ってサルファンのニュートをやっつけてくれ。

さもないと、後発隊と作業員が工事を進められないからな。
(奥の方から奇怪な音が聞こえてくる)

(本能的に拒否反応を起こすいやな音だ)
もう解決したと？ほほう……。

わしが間違っていたようだ。

魔族のディーヴァは若造ばかりだと思っていたが、意外と使える者もいたもんだな。

まあ、以前よりは信頼できそうだが、これが偶然なのか実力なのかは、これからも様子を見させてもらう。

ご苦労だったな、プレーヤー。