アグウッドが話していた古代の存在が本当に存在していると思うか？

私は信じないが、他の多くの遠征隊員たちはその存在を信じている様子だな。

たとえ、古代の存在がいたとしても、すでにとても昔のことではないのか？

もちろん、カタラムでも古代ルーン族の魔女のような存在がいたがな。

しかし、これはそんな水準を超えている存在ではないか？

ベリトラが大侵攻を繰り広げるほどだったということは。
考えてみるとベリトラが大侵攻を繰り広げるほどならば、本当に存在しているという証拠になり得るかもしれないな。

龍族の行動で判断しなければならないとは……

とにかく、古代の存在があるとしたら、ベリトラはすでに接触しているかもしれないな。

古代の存在がいる場所を探すために、私たちももっと急がなければならん。
ひとまず偵察隊員が把握した情報を確認してみることだ。

偵察隊がこの近くでベリトラ軍の動きを監視していた。

彼らの隊長はマルレイテだから、君が行って会ってみるんだ。
ここを訪ねて来られたことを見ると、クヌト様が遣わされたのですね。

私たちはベリトラ軍に攻撃された結界の守護団を発見しました。

これはベリトラ軍もこの地域を通り過ぎたという証拠です。

ただ、私の感覚では、ベリトラ軍が何かを探すためにかなり急いでいるようでした。
私の考えでは、敵がこのように急いでいる今が機会なのかもしれません。

近くでベリトラ軍に攻撃されて横たわっている結界の守護団 護衛兵の死体を探してみてください。

彼らを通してベリトラ軍を追跡できると思います。
(アンデッドとなった結界の守護団だ)

(姿を見ると、護衛兵のようだ)

(状態を見るとベリトラ軍に攻撃を受けてからそれほど経っていないようだ)

(早く他の結界の守護団の死体を探して追跡すれば、ベリトラ軍に追いついて捕まえることができるかもしれない)
(結界の守護団の死体だ)

(まだ小さく動いていることから、攻撃を受けてあまり経っていないようだ)

(この死体はなにか保管していたものを奪われたようだ)

(ベリトラ軍がまだ近くにいるかもしれない)

(ベリトラ軍を追跡して結界の守護団が持っていた物を探してみよう)
古代の存在に出会ったというのか？

幻の中で声を聞いたということか。

彼がエンシャルの果てにいると言ったのだな？

何か罠でないかと心配になるな。

とにかく、これは重要な情報に間違いない。私たちの目標が少しはっきりしたな。

しかし、まだ私たちは古代の存在についてもう少し知る必要がありそうだ。

ご苦労だった。