(ぐるぐると巻いて紐できつく結んだ巻き物だ)

(下の方に「ウルゴルン様へ」と書いてある)

(ウルゴルン親分に渡したほうが良さそうだ)
おお、プレーヤー！

今日は何の用だ。

任務を与えているわけじゃないよな？
む、これは何の巻き物だ？

(巻き物を解いて読んでいるうちに、顔がだんだん赤くなる)

おい、これをどこで見つけたんだ？放っておけばよかったのに、どうして持ってきた……。

とにかく、これはリネビルのものだから返したほうがよさそうだ。

悪いが、私は死んだ妻のことが忘れられないと伝えてくれ。
魂の治癒を受けるつもりでもないのに、わざわざ来たのは一体どうしてかしら？

私は大切な仕事で忙しいんだから、用件だけ簡単に言ってくれるとありがたいわね。
(親分の話を聞くと、顔が真っ赤になる)

あ、ああ……これをどこで？

ウルゴルン親分はこれを全部読んでしまったの？

私の気持ちを書いたけど、当然受け入れてもらえないと思って渡せずに持っていたものなのに。

どこで落としてしまったのかしら？それに、どうしてこれを親分のところへ持っていってしまったの！

もう知らない！これからどんな顔で親分に会えばいいっていうの。