最高の料理を作るには、料理に使う水も重要だニャン。

なのに、今使っている水じゃあどうしても最高の料理を作ることができないニャン、ギャルン。

もちろんオラシュンが作ったら何でもおいしくなるけど、最高の味には至らないというわけニャ、ギャルルン。
材料に適した水を使うべきなのニャン。

料理によって泉の水を使うこともあれば、川の水を使うこともあるニャン。時には海水も必要だニャ、ギャルン。

今から作る肉の煮物には、湖の水が必要なのニャン。中でも、忘却の塩砂漠にある湖の水が一番だニャ。

手伝ってくれるついでに、ディーヴァがその水を汲んできてほしいニャ、ギャルルン。
そしたら、さっそくだけど忘却の塩砂漠にある湖に行ってニャ。

その辺りにレパル団がいるけど、監視団 調査員が大きなバケツを持っているのニャ。

そのバケツを奪って湖の水を汲んできてほしいニャ、ギャルルン。
戻ってきてくれたんだニャ、ギャルルン！

オラシュンが頼んだ湖の水は汲んできたのかニャ？

持ってきたなら、早くほしいニャ、早くぅ。
わあ！湖の水を本当に運んできてくれたのニャン！

ありがとニャ、ありがとニャ～、ギャルン！ギャルン！

これから料理を作るから、ちょっと待っていてニャ、ギャルン。
おやや、これは何なのニャ！

ディーヴァが汲んできたバケツにデブリが入っているニャン！

これをどうしたらいいのニャ、ギャルルン。
何てこと言うのニャ！

シューゴは絶対に他の命あるものを殺めたりしないニャン。

ここで捨てちゃったりなんかしたら、デブリが死んでしまうニャ、ギャルン。

そんなこと言わずに、もともとあった湖まで連れていってあげてニャ、ギャルン。
ありがとニャ。オラシュンの頼みを聞いてくれたんだニャン。

ディーヴァがあのデブリを連れていってくれなかったら、オラシュンはご飯も食べられないし、眠れなかったと思うニャン。

水も汲んできてくれたしデブリも生かしてくれたんだから、お礼しなくちゃニャ、ギャルン。

ハイ、これを受け取ってニャ。今までお礼をこんなにたくさんあげたことはないニャ、ギャルルン。