パンデモニウムで名をはせた商人だった私が、なぜすべてを捨ててここに来たかわかりますか？

それはサポラ蜜のためです。

古い記録によると、サポラの木に咲く花は、他とは比べ物にならないほど甘い蜜を出すそうです。

でも、サポラの木は魔界ではなかなか発見できず、簡単には手に入りませんでした。発見したとしても甘いどころか、毒性の強い液体だったため、記録すら疑っていました。

そんな中、先にここに来た親しい兵士がいるのですが、今まで私が見たサポラ蜜とは全く違う甘い蜜を発見したと言いました。

ただ葉に少しだけ付いていたため、私には何の意味も持たない量でした。

こんなお願いをするのは、本当に申し訳ないのですが、プレーヤー様、私の友人がいるサポラの森 偵察所を一度訪ねてくれませんか。

あ、その友人の名は、モンドヒスと言います。
サポラ蜜のことですか？

あ、ビンデールに言われて来たのですね。

その友人が、サポラ蜜について愛情が深く、そうでなくても気にかかっていたのです。

話は聞いたかもしれませんが、最初は甘いサポラ蜜を発見しました。

しかし、その後もしょっちゅうサポラ蜜を見つけたのですが、依然として毒性が強く、とても食べられる代物ではありませんでした。
そんな中、あのゼンゼン族と会うことになりました。

他のゼンゼン族と違って、彼は敵対的ではなく、ただサポラ蜜しか興味がないような感じでした。

私が蜜について聞いても、何も答えてくれなかったのですが、プレーヤー様がゼンゼン族 養蜂士と一度話してみてはいかがですか。
ズンズン、オマエもサポラ蜜がほしいのか？

ダメだ。サポラ蜜はオイラのものだ。

ホントに欲しけりゃ、クルル ワーカーを倒してくれれば考えてやるよ。
ズンズン、ホントにやってくれるとは思わなかった。

わかった。でも実は、ウチラにサポラ蜜を精製できる方法は、ない。

ただ、クルビだけがサポラ蜜を精製できるんだ。

クルビから、クルビの精製されたハチミツ袋を手に入れて届けてくれ。
あっ、プレーヤー様ですね！

サポラ蜜を手に入れましたか？

おっと、出会うやいなや、先にサポラ蜜の話が出てしまいました。すみません。

ででで、でも、本当に気になって仕方がなかったのです。
なんと！これは本物のサポラ蜜ですね。

プレーヤー様の体についた香りだけでも、どれだけすごいかわかりますね。

この貴重な蜜、どうやって手に入れたのですか？
クルビですか。そんな方法、思いつきませんでした。

(蜜を味見する)

あっ！……言葉にできないほど、サポラ蜜は甘いですね。

本当にありがとうございます！