ほう、思ったより頑固だな。

おい。灯台を守るという私の気持ちが、意地をはっているようにでも見えるのかね？

まだ私がオードの流れに還るべきだと思っているのかって聞いてるんだ。
前よりは考え方が柔軟になったようだな。

実は、ここを離れられない一番の理由は水晶レンズにあるんだ。あれがないと灯台を灯せないのに、誰かに盗まれてしまったんだ！

灯台がきちんと機能すれば私も安心してオードの流れに還ったはすなんだが、今は心配で心配で離れるわけにはいかない。
凍りついた海の向こうで灯台の明かりを待ちわびている船があるかもしれないとは思わないかね？

海だけじゃない。近くの森で道に迷った人にも灯台は大きな希望になるんだ。

プレーヤー、私の頼みをひとつ聞いてくれないか？

噂によるとフロスト ウォーター フォグ スピリットがチカチカ光る精霊石を持っているそうだな。

それを手に入れて灯台の明かりとして使いたいのだが、持ってきてもらえないだろうか？私の切実な願いだ。
ありがたい。あんたにだけは私の気持ちが通じたみたいだ。

チカチカ光る精霊石はアムスニル氷湖に住むフロスト ウォーター フォグ スピリットが持っている。

そいつをいくつか手に入れてきてほしいんだ。

水晶レンズよりは劣るだろうが、それさえあれば再び灯台の明かりを灯すことができるはずだ。
(凍りついた遠い海を遠い目で見ている)

ああ、チカチカ光る精霊石を見つけに行ったディーヴァだな。

どうなったんだ？
まだ氷湖には行ってないようだな。

頼みを聞いてくれると言ったのを後悔しているのかね？

今すぐにでも見つけてくるかのように言っていたのに、失望したよ。
結構明るいから遠くまで明かりが届きそうだ。

ありがたい。プレーヤー、あんたいいやつだな。

受け取ってくれ。これが私の持っているすべてだ。

魂になった私にはどうせ意味のないものだから、遠慮なく受け取りたまえ。