ディーヴァ、ちょっと手伝ってくれないかニャン？

とても困っているんだけど、貿易団には知らせることができないんだニャン、ギャルン。

早く解決しないと大変なことになっちゃうニャン。

助けてニャ～、ギャル～ン！
実は、仲間たちと一緒にジャルモン支部長に内緒で深淵の残骸に行ってきたんだニャ。

ものすごい宝物があるって聞いたから行ったんだけど、思っていたよりずっと危険だったのニャ、ギャルン。

龍族とかピカピカ光ってるやつらに追いかけられて、死ぬかと思ったニャン。

アウルンたちはやっとの思いで脱出できたんだけど、脱出できなかった仲間がいるニャン。

その仲間たちを助けてニャン。お願いニャン、ギャルルン。
ありがとうニャ、ギャルルン。

取り残された仲間たちは、破片の洞窟に閉じ込められているニャ。

龍族から逃げて入り込んだところの入口が、大きな水晶の破片でふさがっちゃって出られなくなったニャン。

きっと今ごろ、気力も尽きて倒れているだろうニャ。1人でもいいから、どうか仲間を助けてニャン、ギャルン。

それから、このことは貿易団には絶対内緒にしてほしいニャン。ジャルモン支部長に知られたら大変だからニャン。
何日もずっと食べていないから、幻覚でも見ているのかニャ？

こんなところまで助けに来てくれるディーヴァがいるなんて、夢にも思っていなかったのニャ、ギャルルン。

何もできなくて、このまま水晶の壁に閉じ込められて死ぬんだと思ってたニャ～。

とにかく、何も食べてないから力が出ないニャン……。

立ち上がることもできないニャ、ギャルン。ちょっと手を貸してニャ。
これ受け取ってニャ。ジャルモン支部長に内緒で手伝ってくれたお礼だニャ、ギャルン。

ディーヴァのおかげで1人は助けられたけど、まだあそこに閉じ込められてる仲間がたくさんいるニャン。

またあそこに行く用事があったら、他の仲間たちも助けてニャン、ギャルルン。