(壁に手紙が貼ってある)

(紙の色が褪せているところを見ると、古い手紙のようだ)
(読んでみたところ、以前ここに住んでいた人が書いたものらしい)

(イスハルゲンにいるカインダル宛の手紙だ)
ハベンヤーク農場の廃家で手紙を見つけたんですか？

以前あそこには人が住んでいたといいますから、手紙があってもおかしくはないでしょうね。

実は、私の両親もここに定住しようとしていましたから。その時は、悲惨なくらいの失敗に終わっちゃいましたけど。

どんな内容か、手紙をちょっと見せてくださいますか？
手紙を書いたオルイディンという人は知りませんが、カインダルという名前は親から聞いたことがあります。

農作業に相次いで失敗し、真っ先にここを去っていった人物だと聞きました。

あちらこちらをさすらい、結局は盗賊になったそうですね。もしかしたら、イスハルゲンに行けば会えるかもしれません。
久しぶりだな、プレーヤー。

もう今はディーヴァ様なんだから、敬語を使うべきかな？

で、俺に何の用だ？
廃屋にこの手紙があったって？

手紙の内容を見たところ、俺がイスハルゲンで農業をしていると思い、訪ねてこようとしていたんだな。

なのに、出さなかったということは……オルイディンの生死がわからないということか。まじめでせっせと働く人だったのに。

だが、死んだと決まったわけじゃないからな。

ここまで俺に会いに来たとしても盗賊にしかなれなかっただろうから、どこかで元気にやっていると考えたほうがいいよな。

とりあえず、ここまで手紙を持ってきてくれてありがとう……久しぶりに昔のことを思い出したよ……。
カインダルという人が盗賊になったというのは、本当だったのですね。

農業をしていた人が盗賊になっちゃったというのにも、それなりの事情があったのでしょうね……。

今度は絶対にそんなことが起こらないでほしいのですけど。

すべての移民がみんな一丸となってがんばれば、きっと成功しますよね！それまで、がんばらなくちゃ。