私たちがこちらへ来たのはアンデッドを討伐するためでしたが、実際に来てみると手強い相手は別にいました。

スルト様はアンデッドを始末することが一番重要な目標だとおっしゃっていましたが、私が見るかぎりでは汚染のほうがより深刻な問題です。

過去にブルストホーニンの人々を死に追いやった主な原因も汚染でしたから。

バルタザールがいなかったら、たぶんこの地域もとっくに汚染されてしまっていたでしょう。

地は汚染され、アンデッドはさまよい……考えるだけでもぞっとします！
ブルストホーニンで一番汚染の深刻な地域のひとつが、マガロ原始林です。

昔は美しい森だったのに……今では汚染された生物や汚染に適応した生物しか生きられない地域になってしまいました。

原始林のいたるところで、絡み合った汚染物を見かけます。地に染み付いた毒気や生物体の噴出す毒気が絡み合っているのです。

水に溶けず、分解もされません。それに周りの毒気を吸収し、さらに膨れ上がってきています。

膨れ上がった汚染物の毒気はなんと恐ろしいことか……汚染に慣れている生物さえも避けるほどです。
ブルストホーニンの土壌が次第に回復しているとは言いますが、自浄作用にも限界があります。

絡み合った汚染物は、人間が率先して処理しなければなりません。そうしないと、ブルストホーニンが汚染から開放されることは期待できないでしょう。

わが討伐隊員も努力していますが、どうしても人手が足りません。

プレーヤー様にも絡み合った汚染物を始末する任務をお願いしたいと思います。

1人の力でも加われば、ブルストホーニンはその分だけ早く回復されるでしょう。
絡み合った汚染物は、マガロ原始林の東西両方にあります。

近くに行くとものすごい悪臭がしますから、すぐにわかると思います。

それと、絡み合った汚染物を除去した後、汚染物の一部を採取してきてください。

汚染物を処理することももちろん重要ですが、究極の原因を突き止められないと対処ができないと思いませんか？

ブルストホーニンの汚染の原因はいまだに明らかになってませんが、汚染物のサンプルを見たら何かわかるかもしれません。
ブルストホーニンの汚染には、まだ魔界に知られていない何かがあるはずです。

それでここへ来てから、いたるところで汚染物を採取して独自に調査をしてきました。

あなたが持ってきた汚染物のサンプルも汚染の秘密を明かすのに大いに役立つと思います。

私のところにいらっしゃったということは、絡み合った汚染物をすべて始末したということですね？標本も採取してもってきたら、渡してください。
あらあら、まだ仕事ができていませんね。

まあ、急ぐ必要はありません。プレーヤー様が手際が悪かったとしても、汚染物がどこかに行ってしまうわけではないのですから。

余裕がある時にマガロ原始林に行って、絡み合った汚染物を除去してください。

汚染物のサンプルを採取することもお忘れなく。
お疲れ様でした。プレーヤー様のおかげで、マガロ原始林が一層きれいになることでしょう！

ですが、プレーヤー様、手は洗われたほうがいいですよ。ご自身と周りの人たちのために。

さあ、大した物ではありませんが、どうぞ。

そして、今回の任務はこれからもお願いしたいです。ブルストホーニンの地は1人でも多くの方のお力を切実に求めていますから。

汚染の原因を突き止めるまで、汚染物のサンプルが必要なのはもちろんのことですしね。