―依頼状―

精霊の森のエッセンスを持ってきてほしいという要請があった。

チャリルン探偵事務所の組織員は次の内容を熟読し、指示に従ってほしい。

1. 名称：ネイティブ ヌネイン

2. 位置：枯れ木の精霊の森

3. 詳細：昔からずっと、精霊の森で生きてきた生命体。外見は美しいが、むやみに近づくと攻撃されることがある。

ネイティブ ヌネインを見つけて倒し、精霊の森のエッセンスを持ち帰った者には証を支給する。

―チャリルン探偵事務所 ゲルクマルス 管理部職員一同―
世の中には不思議で珍しいものを集める人がたくさんいるニャ、ニャルルン。

頼んだものも、簡単には手に入るようなものじゃないから、物好きなお金持ちの間では人気があるらしいニャ、ニャルン。

どんなものか、気になるニャ。持ってきたのなら見せてニャ、ニャルン。
まだネイティブ ヌネインを見つけていないようだニャン、ニャルルン。

枯れ木の精霊の森を探してみれば、必ずいるはずだニャン。目を皿のようにして探してみてニャ、ニャルン。

見つけてきたら、証は必ずあげるからニャ、ニャルルン。
(詳しく調べて)思っていたよりずっときれいだニャン、ニャルルン。

依頼人にもきっと気に入ってもらえるだろうニャン。

さあ、遂行の証だニャン。失くしたりしないように、大事にしてニャン。ニャルルン。