ブラック フィン族の村には名前のない墓がひとつあります。

何か理由がありそうな墓ですが…そんなことより。

その墓の前には巨大なのこぎりの形をした刀が、碑石のように突き立てられているのです。

原始的な無骨な武器の美しさと言ったら…！

もしブラック フィン族の村に行く用事があれば、さびたのこぎり刀を持ってきてくれますか？謝礼は充分致しますよ。
(砂に深く突き刺さった刀だ)

(あちこちに錆ができ、苔が生えている)
(大きさと鋭いのこぎりの形からしてバネタが探している刀のようだ)

(砂がかたくないので引っ張ればすぐに抜けそうだ)
キッ…！手を触れるな、キィッ！

俺の魂があるかぎり…この刀は誰にも渡さない！キキッ！
キキッ！俺の名はアクーラ。ブラック フィン族の戦士だ。キィッ！

この刀は俺がまだ生きていた頃、俺らの土地に攻め込んできたティアマト軍との戦闘で使った刀のひとつだ。キッ！

俺が刀を手にすれば、龍帝軍だって恐れをなすほどだった。キキッ！
スクァルロ！あいつが俺と部族を裏切ったんだ！キィッ！

ティアマト軍と策謀して俺を殺し、死体までもズタズタに引き裂いた。キィッ！

ここに刺さった刀は死体のない俺の墓の印であり、恨みの象徴だ。キキッ！

この刀を手にできるのは、スクァルロを殺し俺の恨みを晴らすブラック フィンの勇士だけだ。キィッ！
キィッ！部族のことに首を突っ込むな！

ブラック フィン部族のことは俺たちでケジメをつける！キキッ！
(アクーラの話を聞き、のこぎり刀をバネタに持って行くのをやめた)
(クエスト ウインドウで即時報酬獲得を押して任務を報告した)

(確認ボタンを押して報酬を受け取ろう)
(クエスト ウインドウで即時報酬獲得を押して任務を報告した)

(確認ボタンを押して報酬を受け取ろう)