ベルムスまで石化してしまったと知らされると、体の力が一気に抜けるようだ。

エリム族を救うためにそれなりにがんばってきたつもりだが、何の意味も成さなかったな。

今まで努力してきたのに、どうも努力の方向を間違えていたようだ。何か違う方法を見つけないといけない。
魔族のディーヴァとして口にしてはならないことだが、こんな状況だから仕方がない。

かねがね考えていたんだが……とうとう実行に移す時が来たみたいだ。

実は、天界にもエリム族がいるのさ。天界はわが魔界より日当たりがいいから、エリム族が危機に陥ることはないだろう。

だから、天界のエリム族に助けを求めれば、ここのエリム族を救うことができるはずだ。

プレーヤー、きみに手伝ってもらいたい。
では、まずナバールのところに行って、僕の言葉を伝えてくれ。

天界にどんなエリム族がいるのか、誰に助けを求めればいいかを教えてくれるだろう。

では、頼んだぞ。
思い出したぞ、ディーヴァよ。

助けてもらった人だ、ベルムス様を生き返らせるときに。

何の用で、再びここまで来たんだ？
天界のエリム族か……考えなかったわけではない。

しかし、行く方法がなかった、われわれには。

力を貸してくれて、ありがとう。