ちょうどいいところに来たニャ、ディーヴァ。

グミリンリン、ディーヴァがドルゲルの屋敷に入れるって話を聞いたのニャ、ニャルン。

それは本当なのかニャ、ニャル～ン。

グミリンリンにとっては大事なことだから、正直に答えてほしいニャン。
よかったニャン！本当によかったニャン！

グミリンリン、ドルゲルの屋敷で探したいものがあるニャン。グミリンリンの夢を叶えてくれるものだから、必ず手に入れたいんだニャ。

だけどニャ……ドルゲルの屋敷に入れる人がいないから、本当に困っていたところだったのニャン。

ディーヴァはそこに入れるんだから、グミリンリンを助けてニャ、ニャルン。
実はグミリンリンの夢は、ディーヴァになることなのニャン。

叶わない夢だと思ったけど、特別なゲルムの心臓があればディーヴァになれるっていう伝説を聞いたニャ、ニャルルン。

ドルゲルの屋敷にいるゲルムは特別だから、その心臓があればグミリンリンはディーヴァになれると思うんだニャン。

だから、フェイスフル ヘトゲルムを倒してゲルムの心臓を持ってきてほしいニャン。

お願いニャ、ニャルル～ン。
待ってたニャ、ニャルルン。

ディーヴァ、持ってきてくれたかニャ～ン。ゲルムの心臓ニャ。

あれがあれば、グミリンリンはディーヴァになれるんだニャ。

持って来たんなら早くちょうだいニャ、ニャルルン。
ニャッ、どういうことニャン！

なんで手ぶらなのニャ、ニャルンッ！

グミリンリン、すごく期待していたのにニャ。ゲルムの心臓があればディーヴァになれるってニャン。

早くゲルムの心臓を持ってきてニャ、早くニャ！
ついにゲルムの心臓が手に入ったニャン！

心臓の精気を吸い込めば、グミリンリンもとうとうディーヴァになれるのニャン。本当に楽しみだニャ、ニャルル～ン。

(ゲルムの心臓を手に深呼吸するが、何の変化もない)

あれっ、どうしたのかニャン？どうして何も変らないのかニャ！

伝説が間違っていたのかニャ？グミリンリン、本当に絶望してしまうニャ、シクシク。