ID: 806878 | |
爆風の日の記録 | |
NPC
レベル: 1 HP: 63 攻撃半径: 0m | |
Dialogs: (「爆風の日の記録」という本だ) (「爆風の日の記録」という本だ) ―目次― 序..................2 龍帝 エレスギガルの誕生と伝説..................3 復活したエレスギガルとアザトの華..........................4 深層総攻撃とエレスギガルの反撃..............5 消えたエレスギガルと英雄.......................6 序 ここに私の記憶する歴史を記しておこう。 ―ムニン 龍帝 エレスギガルの誕生と伝説 エレスギガルの誕生は古代の伝説として言い伝えられてきた。以下は古代の伝説第5巻、龍帝 エレスギガルの伝説より一部を抜粋したものである。 ―エレスギガルの誕生 ある日、ドラカンの群れが暑い砂漠で透明に光る巨大な卵を発見した。 あまりにも冷たくて手をつけるのもやっとだったが、ドラカンたちは安全なところで孵化させるため丁寧に村まで運んできた。 するとウンウンといううなり声が小さくなっていき、卵の表面に亀裂が入った。そして、しばらくすると巨大なドラカンがゆっくりと立ち上がった。 「汝らに秩序をもたらさん」 これがエレスギガルの第一声だった。 ―覚醒の瞬間 エレスギガルは自分の心の内を見極める必要を感じた。自分の中に潜在する未知の力を引き出さなくては、より高い境地に達することができないことに気づいたからだ。 彼女に従っていたドラカンたちが引きとめたが、すべてを押し切って修行の旅に出た。そして、深い洞窟の中に閉じこもって、静かに目をつぶって瞑想を始めた。 長い間、寒い洞窟の中で微動だにしなかったため、エレスギガルの体温はだんだんと下がっていった。身が凍てつき心臓が止まりかけたとき、エレスギガルはゆっくりと目を開けた。 覚醒の境地まで達したドラカンは多くいるが、エレスギガルのように瞑想で覚醒に達した者はほとんどいない。 血管の中に氷が流れているといわれている冷酷な復讐者エレスギガルらしい覚醒だった。 復活したエレスギガルとアザトの華 大崩壊の後、再び姿を現した者もいるが、何人かの行方は未だわかっていない。 彼らの行方については多くの推測が飛び交っている。その中で最も信憑性が高いのは、天族と魔族の争いのように龍帝たちの間でも終わらない戦争が続いているという説だ。 再び天魔を混乱に陥れた第四龍帝 ベリトラがマナカルナの封印を弱化させると、エレスギガルがアトレイアに姿を現した。 エレスギガルがマナカルナに封じられていた事由はわからなかったが、長きに渡る封印によりエレスギガルの力が弱まったのは間違いない。 あの理性と秩序を重んじるエレスギガルが、多くの魂を犠牲にしてまでも伝説の華アザトを咲かせることを急いだのだから。 深層総攻撃とエレスギガルの反撃 復活したエレスギガルが神聖の要塞を占領すると、エレシュランタに強力な氷風が吹き荒れた。 総司令部がエレスギガル討伐のため深層への総攻撃を命じると、デモリション プレリュード軍は神の攻城兵器と第一龍帝 フレギオンの種火を使い、深層の封印をこじ開けエレシュランタの目に進撃した。 しかしすぐにエレスギガルが艦船の前に姿を現し、手を打つ前に攻撃を食らって多くのディーヴァの未来が奪われた。 我々は感傷に浸る間もなく次々と深層への攻撃を続け、ようやく神聖の要塞を占領するに至った。 しかし……これらはすべてエレスギガルの思惑どおりであった。 第一龍帝の座を狙うエレスギガルは永遠の塔を手に入れるためアトレイアの占領を試み、破壊されたエレシュランタの破片がアトレイアへと降り注いだ。 その凍てついた破片はアビス関門とアトレイアの結界塔を次々と破壊していった。 消えたエレスギガルと英雄 大地がディーヴァたちの悲鳴で埋め尽くされていく中、アイオンの権能を持つ英雄が現れ自身の魂を燃やしエレスギガルの攻撃を封じ込めた。 計画を狂わされたエレスギガルはその後、忽然と姿を消した。 自らを犠牲にした英雄も一時は……(この先は書かれていない) |