プレーヤー、ちょうどいいところに来たわね。

君に連絡しようと思っていたところだったから。

でも、どうして軍団長の私がこんなことをやらされるのかしら。まぁ命令は命令だから仕方ないわね。
インギスオンの前哨基地から君を早く呼べと言っているの。

それも君の名前をどうやって知ったのか、ヘラナス様直々の命令なの。

ラオコーンのところに行けば、インギスオンの前哨基地に早く移動できる方法について教えてくれるはずよ。
インギスオンの前哨基地に急ぐ用事があるというのは、君だな。

代行からの呼び出しを受け、インギスオンの前哨基地に行かなければならないディーヴァに近道を案内してくれという連絡を受けたんだ。

行く方法は難しくない。
インギスオンからは風道だけで移動しても移動するのに不便はない。惜しいとこではあるがな。

オード飛行装置の横にある移動の石像が見えるだろう？

あれを利用すれば、インギスオンの前哨基地まで早く移動できるぞ。

君のように飛行が未熟なディーヴァのために特別に用意された装置だから、気軽に利用するといい。

何をそんなに突っ立ってるんだ？急ぎの用だろ、早く行って来い。
ディーヴァよ、あなたが来るのを待っていたわ。

今まで天族は、インギスオンを龍界進撃の拠点とするために尽力してきたの。

オードが不足する龍界でディーヴァたちが活動できるように多くのオベリスクを建て、オードのエネルギーを安定的に拡散させるに至ったわ。

続く龍族の挑発も全て報復し、インギスオンに発生した問題も解決したのよ。

今まで多くの準備があったからこそ、インギスオンでの努力が実を結ぶときなのよ。
これからシレンテラ回廊を越え、ゲルクマルスに進撃し、龍界での天族の位置を確立できるように力を入れる時だわ。

あなたが行って、その任務をやり遂げられるようにするの。

イエティアに会えば、あなた何をするべきことか教えてくれるはずよ。
誰かと思えば、プレーヤー様ですね。

ヘラナス様がずっと誰かをお待ちしていたので、どんな偉大な方が来るのかと想像してました。

今は機敏に動けるプレーヤー様のように熟練したディーヴァ様が必要な時です。
龍界に進出したインギスオン幻影要塞を龍界進撃の拠点としてきました。

龍族の強力な防御壁により、龍界での進撃はしばらく恐れをなした状態だったのです。

しかし、シレンテラ回廊という秘密通路を発見してから、状況は一変しました。

情報によると、魔族が進出したゲルクマルスまで続く通路だそうです。

何より大切なのは、入口を確保することです。

ゲルクマルスまで進撃して魔族を圧迫できれば、龍界進撃に拍車をかけることができるでしょう。
ここの準備は終わりました。さあシレンテラ回廊に行き、入口を確保してください。

まずプレーヤー様がアングリフ関門に向かい、状況を確認して信号を打てばここでも進撃の準備を終えて、出発するでしょう。

アングリフ関門を通過した後、できるだけ早くシレンテラ回廊の入口に行き、回廊進入路 警戒兵を始末して入口の横にある回廊出入制御装置を破壊してください。

これはアビスから送ってきたオード爆弾です。大抵のものは吹き飛ばすことのできる高性能爆弾ですね。

ディーヴァ様も危険になりますので、爆弾を設置したら必ず充分離れてください。
帰ってきたか、プレーヤー。

インギスオンの前哨基地でシレンテラ回廊に進撃し、回廊の入口を確保する重要な任務を任されたそうですね。

明らかに疲れた表情を見ると、任された仕事がどうかしたのか？
今回は認めるわ！そのくらいならうまく行った方よ。

そういえば、君の名前を覚えたいんだけど、大地の傷痕に発生した石化について調べたのは君だった？

調査に問題が生じ学者たちさえ手をこまねいている時、君の活躍のおかげで原因が分かったそうね。

石化の実態を突き止めたおかげで、要塞では龍界進撃の準備に集中できたの。

もう、君の名前くらいは覚えられそうね。

カイヌス代行が直接お会いしたがっていたから、早く行って。
うむ、そうだったのか。

シレンテラ回廊の入口まで行く道だとしても、強力な龍族たちと魔族たちが出没する危険な場所だったか？

よくぞ突破したな、プレーヤーよ。

本当によくやった。おまえのおかげでシレンテラ回廊の入口を塞ぐ大きな障害が消え去った。

これでゲルクマルスにいる魔族もさぞや驚いたことだろう。

もはやインギスオンを越え、龍界の各地への進撃あるのみだな。