あっ！ちょうどいいところへ来られましたね。プレーヤー様。

先日魔族の妨害で、製作中の保護のアーティファクトを失ってしまいましたので、デジャポポ様とともに、もう少し内密にアーティファクトを製作することにしました。

そこで製作する地域を探したところ、アステーラでもっとも永遠の塔に近く、地中深く隠れていて目立たない地下鉱山を発見し、そこに移動する任務を始めたのよ。
もちろん、アーティファクトを完成させるには、永遠の塔から生命の息吹を手に入れる必要がありますが、まずアーティファクトの構造を作ってから作業を始めようと思います。

ただ、大小さまざまな問題が発生しており、プレーヤー様の助けが必要な場所なの。

今すぐ、クラル オード鉱山に向かい、デゼルにお会いになって。一刻を争う状況ですので急いで行ってらして。
担当エリア、異常なし！い、いや本当は異常がないわけではありませんが……。

そこまで大きな問題ではないというか、ハハッ！参ったな、大したことじゃないけど少し……すこぉーし、めんどくさいことなんですがね？
だからぁ……ここのとっても深い地下には巨大なオード鉱山があるんです。

とっても深くて見つけづらい秘密の空間ですから、回廊から移動しております。

それにしても、ここはどこですか？凶暴なクラルが住む村の一角ではありませんか？

ブラウニーとクラルの襲撃で回廊が壊され、その部品まで奪われるなんて。だから地下オード鉱山に行くなら、回廊を修理しなきゃって……ハハハ……。

地下オード鉱山に向かうつもりでしたら、天族回廊 装置部品と天族回廊 動力装置、天族回廊 動力核を探し、壊れた天族回廊装置を修理していただけますか？

あ、そうだ。ウェーダ様には内緒ですよ……。


(地下オード鉱山に向かう魔族の回廊だ)

(詳しく調べてみたところ、いくつかの部品と動力源がない)
(隙間に部品をはめて動力核を入れる)

(ガシャンという音が聞こえ、淡く青い火が灯る)

(装置の中からブゥーンと何かが稼働する音が聞こえる)
(部品を無理矢理はめて、中途半端に直した回廊だ)

(あちこちから火花が散って今にも壊れそうだ)

(壊れる前に地下オード工場に移動したほうがよさそうだ)
ポポッ！！パピパーッピパーパポパーッパポ！ポポヒポーッポヒポーッピポッピ。

ポポ！ポパパパ「魔族」ポパッ！「アーティファクト」ポヒポパッ！！



(は？興奮しすぎて何を言っているのかさっぱりわからない……)

(とりあえず落ち着かせたほうがよさそうだ)
ピャピャ！パオピャ！「魔族」パパポーッポパーポピッ！

ピピッポーポピッ「次元」パポパーッ「渦」ピピッポ。パルホポーッポポポーッ「アーティファクト攻撃」パピポ！

ポピッパーピピッ「爆発」ポパッ、「永遠の塔」パピポー。「アトレイア」パパイーッピプーポパッピポッパ。



(保護のアーティファクトを製作していたら、次元の渦が発生して魔族が進行してきたようだ)

(魔族からアーティファクトを守らねば、アーティファクトが爆発して、永遠の塔とアトレイアが危険にさらされると言いたいようだ)

(地下オード鉱山を掌握したシャドウ潜入部隊を退治しよう)
(息を切らして)ポ……。

ポポ……ピャピャ「アーティファクト」……ポピャポ……？

ポポ「よくやった」ポ……ヒポポーヒパーポ……「大崩壊」ヒッポ「危険」パパポー。




(製作中の保護のアーティファクトは無事かと聞きたいようだ)

(それが破壊されたら大崩壊規模の大災害が発生すると言いたいようだ)
(よかったという仕草を見せ、一息ついて)パピャ……。

ポピーッピポポ……「ここまで」ポピッ…ピポポーッポピーッ「アーティファクト完成」ピピポー「できない」ポ……ポピッ……「ごめん」パパピ。

ポ……ポヒ……ピャオピャオポ……ポ……ポ……。



(アーティファクトを完成できなくてすまない、自分にできるのはここまでだと言い、頭を下げている)

(ヘルニョールに攻撃された傷からとてつもない勢いで気力が抜けていくのを感じる)
(デジャポポはかなり深い眠りについたようだ。微動だにしない)

(深い眠りについたデジャポポを連れて、代行(削除フィールド)ウェーダ)のもとへ戻り、今までのことを報告したほうがよさそうだ)
ケガはないのですか？プレーヤー様！？

回廊が壊れ、地下オード鉱山に援軍が移動できないという報告でしたね。

私が聞いた最後の連絡は、地下オード鉱山にデジャポポ様がおひとりで保護のアーティファクト製作を進めていたことだけですが……デジャポポ様とは会われたの？
地下オード鉱山で、魔族の侵攻を許したのですか！

ヤツらはどんな意図でそこまで邪魔をするの？

デジャポポ様はいかがですか？無事なのですか？
そんな……魔族が永遠の塔の賢人を攻撃したなんて！

どうして魔族がアトレイアと永遠の塔を守るアーティファクトの完成を邪魔するの？……いったいなぜ！

どんな理由であってもヤツらのせいで永遠の塔が破壊される危機に晒され、デジャポポ様までこのように……許せませんわ！絶対に許せない！



(ウェーダが怒り、興奮している)

(しばらく落ち着く時間を与えたほうがよさそうだ)
(悲しい目で見つつ)そうだといいのだけど。

デジャポポ様が回復できるかできないのか今はわかりませんが、とりあえず永遠の塔にお連れし、安静にしております。

おつかれさまでした。後のことは私たちにお任せくださいませ。身体も心も休ませてください。