信じたくない、木とエリムの一族が人間を攻撃するなどということは。

彼らは堕落した。

もはや同族と呼ぶことはできぬ。
堕落した木とエリムなど、インタルディカから消えうせてしまえばいい。

しかし、わしには彼らを罰する権限がない。

パセルタ様だけが決定できる、森の主であり神聖な木であるのだから。
パセルタ様の代弁者のところへ行き、おぬしが見聞きし、経験したことを伝えよ。

森があった場所から木が消え去り、ロットロンとアグリントが増殖していることを。

堕落した木とエリムへの決定を下されるであろう、パセルタ様が。
フッハッハ、パセルタ様は気を揉んでいらっしゃる。インタルディカの森が変わりすぎたとな。

エリムと木に害を与えるやつがいるそうだ。

これ以上黙って見てなどいられないともおっしゃっているぞ、フワッハッハ。
思ったより深刻だそうだ。

堕落したエリムと木をこのまま放っておくわけにはいかないとな、ハッハッハ。

大きな力が必要だとさ。

アグリントとロットロンを倒すのにはな。
パセルタ様が、エリム族の友人であるおまえさんに助けてほしいとな、ハッハッハ。

ダミヌのエッセンスをもらってこい、ポエタに行って。

ロダスのエッセンスもいるらしいぞ。

2つのエッセンスを手に入れたら、パセルタ様のところまで戻って来いよ。
久しぶりだな、ディーヴァよ。

何の用でわしのところへ？
インタルディカのエリムたちが苦しめられていると？

許せぬ、木とエリムに害を与える者は。

受け取れ、わしのエッセンスだ。

パセルタ様に届けて、堕落したエリムを滅ぼすのだ。
ディーヴァよ、よく来た。

またこうして私のもとを訪ねてきた理由は何だ？
人間がエリムと木を変化させたというのか？

なんと愚かな。

おぬしに授けよう、私のエッセンスを。

堕落したエリムが自然に害をなすことがないようにするのだ。
戻ってきたな、エリムの友よ。

パセルタ様が聞いていらっしゃる、ダミヌとロダスのエッセンスをもらってきたのかと。
無事、受け取ってきたんだな、フッハッハッハッハ。

パセルタ様が、おまえさんに大きな力を授けてやるとおっしゃっている。

フッハッハッハ、早くひざまずくんだ。
力を受けたら老木の平野へ行ってみるんだ、ハッハッハ。

ドライ シェル ロットロンとモスイート アグリントを倒し、その証拠を持って来いとおっしゃっている。

彼らの体内にあるはずだそうだ、汚染されたエリムの結晶は。
パセルタ様の命令を無視するっていうのか？

たくさんのエリムが苦しんでいるんだぞ。その身は堕落していたとしても、魂はエリムのものだろう？

早くダミヌとロダスのエッセンスをもらってくるのだ、彼らを解放させるために。
倒してきたのか、ロットロンとアグリントを。

パセルタ様が、彼らの魂を解放させたかと聞いていらっしゃる。

解放させたのであれば、その証拠をくれとおっしゃっているのだ、フッハッハ。
たくさんのエリムが解放されたな、ハッハッハ。

パセルタ様が感謝していらっしゃる。

許してはならぬ、自然とエリムに害なす者を、ともおっしゃっている。

それから、自ら自滅の道を歩むだろう、自然に害なす者は、ともね。