あっ、プレーヤー。よく会いますね。

(じろじろ見ながら)今までずいぶん、がんばってきたみたいですね。

この前会ったときより、ずいぶん雰囲気が違う気がしますよ。

そろそろ幻影の要塞を離れるときが来たようですけど、古代龍の神殿には行ったことありますか？

昔、インギスオンに住んでいた龍をまつる神殿があったそうですが、その辺りの景色がすばらしいんですって。
もし行くつもりなら、私に声をかけてくださいね。

あっちに知り合いがいるから、私の紹介で来たといえば何かと便利だと思うし。

プレーヤーが行くというのであれば、特別に面倒を見てほしいって頼んであげますから。

どうします？行きます？やめときます？
そう来なくっちゃ。じゃ、これをどうぞ。

何でそんなに驚くんですか？まさか、何も持たずに行くつもりじゃありませんよね？

これをトトゥスに渡してください。小包ですが、渡したら喜ばれるでしょう。

あ、その中の1つはスリニアのものだから彼女に届けてくださいね。赤いドラナ農場の近くにいるから、ついでに行くといいですよ。

では、行ってらっしゃい。
ガーディアンでもなさそうなやつが1人でこんなところをうろちょろするなんて、いい度胸してるな。

むやみにうろうろして龍族に捕まる前に、さっさと幻影要塞に戻るんだ。

いくらオベリスクがあるとはいえ、ここは明らかに結界の外だ。やる気だけでやっていけるほど、甘いところではない。
これは何だ？あ、メイリアに頼まれてきたんだな。

どういう風の吹き回しだ、小包がこんなに早く届くなんて。セクンディラ百人隊長に何か言われたのか。

まぁいいだろう。お疲れさん。メイリアに何を言われてきたかは知らないが、用事が済んだらもう帰ってくれ。

俺は小包の中に入っている公文書を確認しなきゃいけないからな。
プレーヤー様も研究のために来たんですか？

どんな研究ですか？私は龍族を研究するためにここに来ました。

今までは本に書かれた資料だけを見ていたんですが、こんなに鮮明な資料を目の当たりにして驚いていたところです。

あ、どんなご用件でしたっけ？
(小包を開けて内容物を確認しながら)もう！今ごろになって送ってくるなんて、ピロメネスは見た目より怠け者ですね。

実は、報告書を書くためにいくつか確認したいことがあって、参考になりそうな本を送るように頼んだんですよ。

すみませんが、少し待ってくれますか？これを待っていたせいで報告書を書き上げることができなかったのですが、あと少しで終わると思います。お待ちください。
すみません。お待たせしました。

お受け取りください。今まで調査した龍族の分析資料です。

これをインギスオン幻影要塞にいるピロメネスに届けてください。

これを渡すとき、小包の届くのがあまりにも遅かったから報告書が遅れたって必ず伝えてくださいね。
要塞の外から来たんですか？

プレーヤー様から、に、におい……血のにおいがします。

ま、まさか龍族のものではないでしょうね？やつらが要塞の近くまで来たわけじゃないですよね？
スリニアからの報告ですか。なかなか来ないので連絡をしようかと思っていたところでした。

スリニアは本当に勇気があると思います。龍族がうじゃうじゃいるような場所で、こんな研究をするんですからね。私は要塞の中にいるだけでもこんなに不安なのに。

ま、それはさておき、彼女は少し誤解しているようですね。私は手紙を受け取ったその翌日にメイリアに頼んで小包を送ったんです。

前にもこんなことがあったから、メイリアに少しきついことを言ってやったんですが、それも無駄だったようですね。メイリアに伝言をお願いしたいんですがいいですか？

今度はこのまま見過ごしてやるけど、次にこんなことが起きたらセクンディラ百人隊長に報告するぞ、と。
あっ、プレーヤー。もう行ってきたんですか？

しばらくあっちでノンビリしてくるかと思っていたのに、あんまり気に入らなかったようですね。

私が言っていた人たちに会ってみましたか？持っていったものは、ちゃんと届けてくれましたよね？
ふん、そんなこと言われてビビるとでも思っているのかしら。

仮にも龍族研究者の肩書きを持つ者のくせに、自分が龍族を恐れて要塞の外に出られないことを棚に上げて他人のことがよくも言えたもんね。

とにかく、伝えてくれてありがとうございます。セクンディラ百人隊長はマジメな人だから、しばらく自重しておかないと。