まったく、信じられない！大したことでもないのに、こんな複雑な問題にしちゃって。

これだから、やる気ばかりが先走るような新米には仕事を任せられないんです。

あぁでも、今さら後悔しても無駄ですよね。ガツソに仕事を任せたあたしが悪かったんです。
スペルス石山の野営地に届けなくちゃならない補給品をガツソが全部失くしてしまったんです！

自分を信じて任せてくれって言ったくせに！なんなのよ、まったく！ヘアリー エティンに奪われたっていうんですよ、まったく。

それもこれも全部アビスで戦闘しているせいです。使えそうな人はみんなあっちに送り込まれちゃったので、最近じゃ猫の手でも借りたいくらいなんです。

そのおかげでガツソみたいに実力のない人間が見張兵になるくらいなんですから困っちゃいますよね。

それはともかく、困ったなあ。人はいないし、だからといってガツソにまた補給品を配達させるわけにもいかないし……。
本当ですか？軍団長に頼まれた任務なんかで忙しそうだったから、言い出せなかったんです。

それに、プレーヤー様に配達の仕事を頼むなんて申し訳ない気がして……。

そうだ！こういうのはどうですか？補給品の配達はあたしたちがやりますから、プレーヤー様は要塞周辺にいるヘアリー エティンを片付けてください。

あいつらさえいなきゃ、補給品の配達がずっと楽になるはずです。

どうですか？これなら簡単でしょう？
本当にありがとうございます！

じゃあ、要塞からヒエロンポリスに下っていく道にいるヘアリー エティンを片付けてください。ざっと5匹で十分ですよ。

その間にあたしは補給品を用意しておきます。
ちょうど良かった。今、補給品の梱包が終わったところです。

エティンさえ片付いていれば、今すぐにでも出発できます。

要塞周辺のヘアリー エティンを倒してきてくれましたか？
エティン5匹をあっという間にやっつけるなんて、さすがはプレーヤー様ですね。

これで安心してガツソに補給品の配達を頼むことができます。

助けてくれて、本当にありがとうございます。