五色湿地の一部では、普段姿を見せないセラトの群れが、雨が降ると現れるそうです。

セラト発見地が、代表的な場所だと言えます。

ご存知だとは思いますが、ほとんどのセラトは今まで敵対的でした。

しかし最近になって彼らの中の一人が、私たちの警戒所でうろうろしていたのですが、何か伝えたいことがあるようでした。

もしよろしければ、プレーヤー様がセラト発見地の近くで、対話を望むセラトを探していただけますか？

あ、この地域は日暮れ時にはいつも雨が降ります。
オマエらはオレらに興味ないみたいだが……オマエはあるのか、ゲロゲーロ？

オレがいる村には巨大なセラトがいる。

ヤツはとても力が強い。

グルカン、とても気が荒い。

ヤツはオレたちに食い物を貢げと言っている。さもなくばオレたちは殺される。

グルカンを殺して貢物を持ってきてくれ、ゲロゲーロ。
来たか。

セラトの貢物を手に入れたか、ゲロゲーロ？
ありがとう、ゲロゲーロ。

オマエの世話になったようだな。

オレらは、いつかオマエに恩を返す、ゲロゲーロ。
セラトたちの中にもそんなことがあるのですね。

もちろん、セラトのように未開の存在は、自然の法則、つまり弱肉強食の中に生きているわけです。

でも私が思うに、彼らにも今回のように、違う者たちの助けが必要になることもあると思います。

グルカンのような突然変異したセラトを、ふつうのセラトが相手にするのは難しいからです。

これからも彼らの行動を調べていけば、生態系をより自然な形にすることもできるでしょう。