シューゴはお金になることであれば、たとえ火の中、水の中、どんな場所でも行くんだニャン。

ここに来たのは価値ある資源が多そうだったからニャ。

でも、せっかくここまで来たのに、目的のギーナを手にする前にいきなり次元の扉が開いて、生まれて初めて見るような連中が飛び出して来たのニャン。

怖くて身動きもできなかったから、こに隠れていたのニャ、ニャルン。
大丈夫だニャン、ニャルルン。

ここは食べ物も多いし暖かいから、1人で暮らすにはぴったりだニャン、ニャルン。

1人で静かに過ごしてみると、ギーナに執着することも意味に感じてきたニャ。

でも、1つだけ気になることがあるんだニャ、ニャルン。
母さんのことだニャン。

いつまで経っても私のことを子ども扱いしているから、しばらく連絡していなくて心配なはずニャ、ニャルルン。

手紙を渡すから、エリュシオンにいる母さん、アムポロンに届けてほしいニャ、ニャルン。

渡すときに、とっても元気でいるって伝えてニャン。
本当に親切なディーヴァだニャ、ニャルルン。

母さんはエリュシオンの空中運河で船着場管理人を手伝う仕事をしているニャン。

きっと今もその仕事をしていると思うニャ。

エリュシオンに行ったら忘れずにこの手紙を必ず渡してニャ、ニャルン。
今チイリンリンって言ったかニャン？

あの親不孝者はどこにいるのかニャ、ニャルルン！

食べたいだけ食べさせて着せたいものを着させて、本当に手塩にかけて育てたのに、お金を稼ぎにインタルディカへ行くって家を出たっきり連絡がないニャン。

きっと自分1人でお金を稼いで、豊かに暮らしているんだろうニャ、ニャルン！
母さんに手紙？ふざけたことをニャ、ニャルン！

こうなることがわかっていたから、友だちは娘じゃなくて息子を産めって言ってたんだニャ～。

娘なんか育てたって、何の役にも立たないニャン。自分1人で大きくなったって思っているんだニャ～、ニャル～ン。

ニャル～ン、ニャンという悲しい運命だニャ～ン！誰を信じて生きていけばいいのかニャ～、ニャルル～ン！