侵攻要員はそれなりの資格を持っていないといけませんが、私は優れた捜索能力のおかげで特別に戦闘力の試験を免除されたんです。

はあ……実を言うと戦闘の素質がないんです。どうしても侵攻要員に選抜されたかったので、試験官に適当に言い繕って免除させてもらったようなものです。

今までは戦闘をうまく免れてきましたが……いよいよドラカンと戦わなければならない状況になってしまいました。

明らかに悲惨な目に遭うだろうと思います。

責任を負ってクビにはなりたくないので、あなたが倉庫を守るドラカン 士官のやつらを退治してくれませんか？

それ相応の報酬は……そうだ！カルティ！カルティに言えば、私の代わりに報酬をくれるでしょう。間違いありません！
プレーヤー様、お変わりありませんか。

天族の勝利のため、いつも忙しそうに働いていらっしゃいますね。
アブシロンが……なるほどそういうワケですか……。

ティアマランタに来てから何回か話したことのある友人なんですが……。

いつも何かを貸してくれと言っては返してこないんですよね。うーん、こんな形で借りを作ってくるとは思いもしませんでした。

プレーヤー様のせいではないですから仕方ありませんね。どうぞ、報酬です。