プレーヤー、あなたは運命を信じますか？

私は今まで、一目ぼれというのは大げさな話が好きな連中の作り話だと思っていました。

ところが、本当にそれが起きることもあるみたいです。

ある晴れた日のことでした。パンデモニウムから新たな支援軍が来たと聞き、役に立つような人材がいるか確かめに行ってみたのです。

そして、そこで彼女に会いました。彼女の姿を見た瞬間、全身の力が抜け、耳もとで鐘の音が鳴り響きました。
彼女の名は、ミソリンです。実に美しい名前でしょう？

まあ、とにかく、あの日以来私は彼女から気に入られるために奮闘しました。できることはすべてやりました。

おかげで、多くのライバルたちを押しのけ、ミソリンの心をつかんだのです。
ありがとう。最近じゃ、本当に羽を広げなくても飛べそうな気持ちです。

でも、彼女と私は受け持った任務が違うので、デートの時間を充分にとれないんです。

まったく、ミソリンが休みの今日みたいな日に会えたらちょうどいいんだけどな……。

プレーヤー、腕の立つ[%userclass]だと聞きましたが、私に手を貸してもらえないでしょうか？

お礼は充分にお支払いしますから。
こんなに融通の利く人もいるっていうのに、ブリンヒルド百人隊長ときたら……やれやれ。

任務の時間を調整してくれとあれだけ懇願したのに、少しも聞き入れてくれませんでした。いずれ時間があるとき、父に話して百人隊長を交代してもらうつもりです。

ああ、プレーヤー様にしてもらいたいことは、クリフ ライノスを倒す任務です。やつらのせいでなかなか龍の石橋を渡ることができないらしいので、きれいに片付けていただきましょう。
やあ、プレーヤー。おかげでミソリンとデートを楽しめました。

もうしばらく一緒にいられると思ったのですが、要塞からの呼び出しで急いで帰ってきたのです。まったく、今日こそ関係を一歩前に進めたかったのに……。

それはそうと、私が頼んだことはどうなりました？もちろん、うまく処理してくれましたよね？
ご苦労様でした。これからも、ときどきあなたに頼みたいと思います。

さあ、受け取ってください。約束のお礼です。

充分に入れておいたので、ビックリしないでくださいよ。