カルドルの歴史につながる手がかりを見つけたいのです。

英雄の廃墟にある廃墟のフォスタンゲルムは、カルドルで長い間保存されてきたルーン族の遺跡の一つです。

ところで廃墟のフォスタンゲルムには、かつてこの地から姿を消したルーン族の怨恨が残っているという噂があって、誰もが調査に二の足を踏んでいます。

勇猛なプレーヤー様が廃墟のフォスタンゲルムを調査してくれませんか？

あの遺跡に残されている歴史的価値は計り知れません。ちゃんと調査を進めれば、ルーン族がここから姿を消した理由が見つかるかもしれません。
私はめったなことには興味を抱かない性格ですが、ここのルーン族の謎だけは気になって仕方がありません。

好奇心をくすぐられてしまったのです。

ここに残っている各所の遺跡を見ていると、高い水準の文明を誇っていたことがわかります。何事もなかったのなら、忽然と姿をくらますはずがありません。

しかも、ここにはルーン族の中でも立派な英雄として称えられていた「アノハ」という司令官もいたようですが……

そんなに偉大な彼らが誰も生き残っていないということが、さらに好奇心をくすぐります。
この石版は……この石版こそ、私が探し求めていたものです。

これは爆発で生き残った最後のルーン族の記録と見ることができます。

要するに、この地にフレギオン龍帝が訪れ、「その力」を看過したルーン族のミスにより、予想し得なかった爆発が起きたとのことです。

ここに記されている「その力」とは、おそらくイドのことでしょうね。

カルドルで巨大な爆発があったことは事実ですが、このような悲劇的な背景があったとは夢にも思いませんでした。