ディーヴァが部族の宝物をいくつも探してきてくれたから、物の由来について説明せざるを得ない。

ディーヴァがいなければ、永遠に取り戻せなかっただろうから。

これから言うことをちゃんと聞いてくれ、クアン。

これは、私たちシルバー メーン族の長い歴史に関係する話だ、クフウ。
シルバー メーン族に受け継がれる宝物はいくつかあるが、その中のひとつが例の伝説の防具だ。

これらは、シューズ、グローブ、ショルダーガード、ボトムスとトップスの5つから成っている。

防具には名前を明かせないある精霊族の息吹が吹き込まれていて、普通の防具とは違う神秘的な力を持っている、クフウ。

しかし、それだけではない。この防具は、シルバー メーン族の歴史において3番目の族長だったミュカカの所有物だったのだ。

参考までに言わせてもらうと、ミュカカは最も平和な時代を導き、また最も美しいことで知られている族長だ、クフウ。

言い伝えによると、小さいころ森で一緒に育った精霊が自分で作って彼女にプレゼントした物だとか。
実は、防具にはもっとたくさんの物語があるのだが、これぐらいにしておこう。

これ以上深く話せば、シルバー メーン族 ライカンの秘密を明かすことになってしまうから、クフウ。

とにかく、あとはショルダーガードだけ見つかれば、伝説の防具が完成する、クアン。

どうだ、スピリット ブレス ショルダーガードを探してくれるか？
防具にまつわる話をしてよかった、クアン。

今度も私の頼みは同じだ。

鉄を添えた木箱を探し、その中に入っているスピリット ブレス ショルダーガードを見つけること。そして、フォグ メーン族のやつらをできるだけたくさん倒してフォグ メーン族 ライカンの髪の毛を奪ってくること。それだけだ、クフウ。
ディーヴァが早歩きでやって来るのを見ていた、クアン。

表情を見るかぎりでは、しっかりと任務を果たしたようだな。

持ってきたものを渡してくれ。
部族の秘密の話までして、まじめに頼んだのだが、クアン。

どうしてそんな風に人の誠意を軽んじるのだ？

早く行って約束したスピリット ブレス ショルダーガードとフォグ メーン族 ライカンの髪の毛を持ってきてくれ、クアン。
最後の品まで全部探してきてくれたな、クアン。

本当にこれらを全部取り戻せるとは、思いもしなかった。ディーヴァがいなければ、おそらく永遠にできなかっただろう。

これから族長にスピリット ブレス トップスとボトムスを出してくださるように言おうと思う。

そして、5つの防具をクルウタ様に差し上げるのだ。あの方は、わがシルバー メーン族の最高の戦士だから、クフウ。

さあ、受け取ってくれ。ショルダーガードだ。この前差し上げたシューズ、グローブとともに着用すると立派に見えるだろう。