プレーヤー様、急ぎのお願いがあります。

他でもなく、シー パタン ベスパーのうろことコラリコのうろこが必要です。

煉族の学者たちがここの生態系を一緒に研究しようという提案をしたのですが、この2つの標本を私たちに持ってきてほしいと頼みました。

私たち魔族の学者たちも優れた立派な学者たちですが、煉族の学者たちの学識は本当にその深さを測り知ることができないくらいです。

彼らとともに研究を進められるならば、いい研究結果も期待することができます。何より魔族と煉族間の友好も固めることのできる機会になるでしょう。

お願いしたものをすべて手に入れたなら、煉族の学者ラスタバンに届けてください。
魔族か。

何の用で私に会いに来たのか？
メトゥルリが送ったのか？どれ見せてみなさい。

私たちが探していたもののようだな。しばらく待つのだ。

(持ってきたうろこを他の標本と見比べる)

驚いたな……ここの生物の適応力はものすごいようだ。
エンシャルは以前にも大きな変化を経てきたところらしいのじゃ。

しかし、普通の生命体たちはその変化についていけずに絶滅してしまい、新たな生命体が現れることが一般的な現象だ……

しかし、ここの生命体は……自ら適応したのだ。

これは……なんとも説明できないのだが。まるでわれらの種族と同じとでも言うか。