驚きましたか？

そんな顔しないでください。私はプレーヤー様を攻撃するつもりなんてありませんから。

もちろん、プレーヤー様もそうでしょうけど。私の知っているプレーヤー様は、むやみに暴力を振るう方ではありませんから。

ああ、どうしてそんなことを知っているかって？さぁ、それはそのうちわかるでしょう。

プレーヤー様が望まなくても。
アゾトラン要塞までやってきたところを見るとレパル団に用があるようにお見受けしますが、互いに協力しませんか？

プレーヤー様が偵察の邪魔になるやつらを始末してくれたら、重要なものを差し上げます。

アゾトランのレパル団に関する情報も提供しましょう。
やはり、噂どおり状況判断がお早い。

このアゾトラン要塞にはレパル団の秘密研究所で作った実験体がたくさんあります。人間型はもちろん、動物型もあります。

動物型はさまざまな動物の長所だけを取って作ったので、その能力は想像をはるかに超えています。代表的なものはプレルとキルスなんですが、嗅覚と聴覚が鋭くて要塞の中を偵察する際にとても障害になります。

だから、アゾトラン 専門飼育士とアゾトラン 専門合成研究員を退治してください。プレルとキルスがこれ以上増えないように。
あの人たちを見ましたか？黒い布で覆った何かを要塞の中に運んでいましたけど……。

どうやらレパル団のやつらが新しい実験体を持ってきたようですが、キルスやプレルのせいで近づけないので詳しく調べられません。

プレーヤー様がアゾトラン 専門飼育士と合成研究員をちゃんと退治してくれたなら今でも行ってみたいと思うのですが、どうなりましたか？
本当に助かります。

急いでレパル団のやつらが持ってきたものの正体を確認してきます。キルスとプレルですか？ご心配には及びません。

飼い主がいなくなった以上、何の脅威にもならないでしょう。

だから、プレルやキルスを連れて回るレパル団員に会ったら、飼い主のほうを先に制圧してください。