(墓から発掘されたルーン族の遺産のようだ)

(長い歳月を感じさせる痕跡があるが、かすかな光に包まれている)

(その光から古代の魔力が感じられる)

(ルーン語で書かれているため正確な意味はわからないが、イドゲルに関連した内容が記されていると推定される)

(ニベラに届けたほうがよいだろう)
ルーン族がイドゲル研究について一定以上の境地に達したことは明らかです。

そうでなければ、イドゲル活用法を書き残しているわけがありません。

必ずその活用法を探し出し、われわれの手に入れなければならないのに……。

今、私はそのことで頭がいっぱいなんです。
(慎重に調べながら)これはすごい。われわれが探し求めていた遺産とは、まさにこの記録です。

参謀士官 スヤロカが持っていたのであれば、より確実ですね。

正確な内容をすべて把握するには本格的な解読をしなければなりませんが、イドゲルに関して書かれているのは確かです。

細かい文字で項目がわかれていますが、これはきっとイドゲルの活用法でしょう。

こんな貴重な遺産を見つけ出してくれて本当にありがとうございます。ブーリフ様には私から別途報告いたします。

私は今すぐにでも解読作業に取りかからなければ。