ああ、心配です。要塞の外に陣取っている天族のことです。

追い出されたから、今ごろ悔しくてたまらないですよね。

すぐにでも攻撃して要塞を取り戻したいと思っているはずです。そんなにたやすく手渡すわけにはいきませんけどね。
ですが、小さい傷でも放っておけば膿むように、取り返しがつかなくなるかもしれません。

猛獣は小鳥を獲る時だって緊張を解かないものです。

今、優位に立っているとしても油断してはなりません。天族は相変わらず怖い存在です。

ですから、万が一のことがある前に要塞の外にいる天族をやっつけましょう。

手を貸してくださいますか？
では、外の天族 拠点を落としてください。

闇に乗じて1人で忍び込んでもいいし、仲間と一緒に正面からぶつかっていっても構いません。

とにかく、拠点のガーディアンをすべて始末してください。

ええ、ベロナにバトス、ルプティナイ、ブロミウス、ヴェルキリウスのことです。

そして、天族がつけているマントの切れ端を倒した証拠として集めてきてください。
明るいお顔ですね。任務を完遂したようですね。

報酬はすでに用意してありますよ。

証拠を示してくだされば、すぐ差し上げます。
まさか、諦めたのですか？急ぐことはないので、重く受け止めないでください。

あなたの腕を疑うわけではありません。

たとえ天族5人をすべて始末したとしても、証拠は必ず必要です。

では、改めてガーディアンのマントの切れ端を集めてきてください。
確かにガーディアンのマントの切れ端ですね。

本当にお疲れさまでした。

これは魔族のために励んでくださったお礼です。

慎重に選んだものですので、ぜひ気に入ってくださるといいのですが。