不思議な渦巻きの流れは唯一、心身を慰めてくれるのものです。

真っ赤な溶岩や濁った空気、ひび割れた大地、美しいものが何1つないこの殺伐な場所でいつまで耐えていけることか……。

中でも最も私を苦しめるのはドラコニュートです。

まったく、なんであんなに醜いのでしょうか。ちらっと視界に入るだけでも気持ち悪いんですから。
たいてい何度か見れば慣れるものですが、ドラコニュートだけはどうしても苦手です。

やつらを見ること自体が私には拷問なんです。

ああ、アスフェル神よ、なぜ私にこんな試練を……。

このまま数日経てば、きっと気を失ってしまいます。

お願いですから第38 ドラコニュート 歩兵や第38 ドラコニュート 強襲兵、第38 ドラコニュート 警戒兵を片付けてください。私の目の前から永遠に！
どうせなら目につくやつから始末してください。

それもできるかぎりたくさん。

プレーヤー様、朗報があることを神に祈っています。
待ちながら何度も自分に言い聞かせたんです。ドラコニュートも美しい、ドラコニュートも美しいって。

もちろん無駄でしたけど。そんなことでよくなるものなら、数百年前に治っていたでしょうね。

そんなわけで、あなただけを頼りにしていました。

どうなりましたか？お願いですから第38 ドラコニュート 歩兵や第38 ドラコニュート 強襲兵、第38 ドラコニュート 警戒兵をすべて始末したと言ってください。
ああ！美しい世の中ですわ。

溶岩さえ愛しく見えます。もうドラコニュートなど気にせずに仕事ができるのですね。

これをどうぞ。美しい世の中のためにがんばってくれた方へのプレゼントです。