(咳払いをして、何度も視線を投げてくる)

(何か言いたそうだ)
(慌てて)いや、そのぅ……。

ディーヴァはとても強いみたいだニャン。

商売に来たわけじゃないみたいだけど、ここまで怪我もせず無事に来れたんだし。

それで、1つお願いがあるんだけど、いいかニャン？
別に下心があるわけじゃないニャ。

ハラメル 秘密の通路の近くに、オデラーを収集しようとしている友達がいるニャ。

よからぬ目的があるわけじゃなくて、あくまで調査のためにオデラーを収集しようとしている善良なやつなのに、ギャルン！

この新鮮なオデラーを見たら、そいつのことを思い出してニャ……。

ハラメルのオデラーをいいことに使わせてあげたいんだけど、ディーヴァに手伝ってもらえないかニャン？
ムーグルが管理するオデラー栽培場にオデラーがたくさんあるから、こっそり抜いてきてくれればいいニャ。

5個ぐらい集めて、ハラメル 秘密の通路の近くにいるシュバンツに届けてあげてニャン。

ボランティアだニャ！決して利益を得ようとしてるわけじゃないんだニャン！

友達がいいことをしているんだから、手伝って当たり前だニャ！違うかニャン？
しかしこの天気、いつになったら良くなるのかな。

天気が良くならないと、ディーヴァ様だって飛びづらいですからね。
ところで、ディーヴァ様はどうしてこちらへ？

何か重要な話でもしに来られたのですか？
これはオデラーではありませんか？

調査資料ですって？いったい何のことだかさっぱり……。

(しばらく何かを考え込んで) あ、あぁ！どうやらこれは……ゴホッ！私が頼んだ品物に間違いありません。

お持ちいただきありがとうございます。これは調査資料として……ゴホッ！上層部に渡すことにします。