空間移動士はみんな忙しいと思いますが、おそらくアトレイアでは私が一番忙しいでしょう。

あらゆるエリアのディーヴァがここへやってくるからです。

匠の聖堂の名人に会いに来る人もたくさんいますし、レギオン関連の用事のためにパンデモニウムに来る必要がある人もいるからです。

ですから、パンデモニウムにある次元の扉は、いつでも開かれていると言っても過言ではありません。
ところで、パンデモニウムの入口を守っていると、追加で引き受ける羽目になる仕事があります。

前線の戦闘部隊から送られてくる補給要請書を届ける業務です。

本来は黄金の聖堂にいるベルディナに直接渡すべきものですが、戦闘で忙しいのか、私に要請書を預けて届けてほしいと依頼されるのです。

最初は数人だけでしたが、今ではみんなが私のところへ来て要請書を預け、すぐに帰っていきます。
私はそれを集めておいて時間の余裕ができるとベルディナに届けるようにはしていますが、ここを守らなければならないので、頻繁に行くことはできないんです。

前線で戦闘中の部隊に送る品物の要請書類なので、本当は一刻も早く届けたほうがいいんですがね。

それで、最近はお金がなくなって困っている方々にお礼を渡して頼んでいます。

製作技術を学んだり、パンデモニウムだけで売っている上等な武器を買ってしまい、元の場所に戻る交通費がない方もいらっしゃるんです。

もしかして、プレーヤー様もテレポートを利用するお金がなくて困っているのではありませんか？

もしそうでしたら、ベルディナに補給要請書を届けるお使いをしてくだいませんか？そうすれば、報酬をお渡しします。
では、要請書をお受け取りください。

これを黄金の聖堂にいるベルディナに届けてください。

急ぎの書類ですから、すぐに届けてください、それからこちらに戻ってください。
いらっしゃいませ、プレーヤー様。

倉庫を利用するのであればロスクバやグレルのところへお行きください。キューブを拡張するのであれば、ここにいるネコルンルンやオンダリンに任せるといいでしょう。

それとも、他に何か知りたいことでも？
ああ、前線の戦闘部隊から送られてきた補給要請書ですね。

わかりました。必要な品物を種類別に整理し、製作工房とクァイリン貿易団に連絡しましょう。

補給要請書を届けにいらっしゃったということは、プレーヤー様も旅行費を使い切ってしまわれたんですね。フフフ。

パンデモニウムに初めて来る際には、そういった失敗はよくあります。とにかく、無事にお帰りになることをお祈りします。

アスフェルのご加護を。
お戻りですか。

戻られるまでの間に、補給要請書がまた、こんなにたまってしまいました。エレシュランタでの戦闘が、激化しているんでしょうね。

ところで、補給要請書はベルディナに届けていただけましたか？
ありがとうございました。

これは約束のお礼です。

また旅行費が足りなくなったら来てください。