―業務指示書―

1. 宛先：職員、プレーヤー

2. 業務：上層部で必要なため、イディウムの幹からイディウムの破片を手に入れたら担当の支部に届けてほしいのニャ。

3. 担当支部：シルバリン 赤いカタラム(北部)支部

この任務が完了したら報酬を渡すから、がんばってやり遂げてニャ。

―シルバリン社、採用担当ダヌリンより
今回の業務、すごく簡単だったニャン？

イディウムの破片を探してくるだけだったからニャ。

自分がプレーヤーぐらいのころは、大きなダイヤモンドの原石を100個も掘らなきゃならなかったのニャ。

じゃあ、持ってきたイディウムの破片を確認してみようかニャ～ン。
あれ、今まで何をしていたのかニャン？

こんなことじゃあ報酬はあげられないニャン。

今回は大目に見てあげるけど、ちゃんと指示書に書いてあるとおりイディウムの破片を取ってきてニャ。
どれどれ……品物も数も合っているニャ。

名前はプレーヤーだったかニャン？

毎回こうしていれば、いつも満点だニャン。

でも、上層部はどうしてこんな物を集めろっていうのかわからないニャン。

いくらきれいにキラキラ輝いても、だからどうしたのかニャ。