(空を見上げてため息を吐きながら)クアァン、寒さがますます厳しくなるなあ。

ナルカタルは風邪をこじらせてしまった。そして夜明けに血を吐いたのだ、クフウ。

なにせ病弱だからな。ラクシャティルの作った薬を飲ませてもなかなか良くならない。

ラクシャティルは暖かいところに療養に行けばいいというが、なかなかそうもいかない、クアァン。

ここが一番安全だ。それに私は、ナルカタルなしでは1日も耐えられないのだ。
親切な人だ。ありがとう、クアァン。

ちょうど魔族に助けを乞おうとしていたところだった。

吹雪がひどくなったのはフロスト スピリットの谷にいるスピリットのせいだ。

やつらが消えれば吹雪もやみ、寒さもやわらぐだろう、クフウ。

フロスト スピリットの谷にいるスピリットを眠りにつけてもらえないだろうか？
村の入口から道なりに行くと、フロスト スピリットの谷にたどり着く、クアァン。

そこにいるアイスド グラウンド スピリットとアイスド アース スピリット、ワイルド サイクロン スピリット、ブリザード ストーム スピリットを退治してくれ。

ナルカタルの容態がよくない。急いでくれ、クフウ。
フロスト スピリットの谷からまっすぐ帰ってきたようだな、クアァン。

突然寒さがやわらいだ。スピリットをすべて眠りにつかせたのか？

事の顛末を知りたい。早く話してくれ、クフウ。
やはり君が渓谷のスピリットを眠りにつかせてくれたおかげだったのか、クアァン。

ありがとう。おかげでナルカタルの調子もかなり良くなった。

君の親切は忘れない、クアァン。

これは私からの好意だ。受け取ってくれ。