ここに来てかなり経った。

ここほど劣悪な環境で勤務しているディーヴァもそういないだろう。レパル団のやつらだってぬくぬくと家の中で過ごしているというのに。

まあ、これも仕事だから仕方がないが、せめて夜ぐらいはぐっすり眠りたいものだ。

古くなって虫食いだらけになり、すきま風が入ってくるこの入口を見てくれ。こんなに大きく開いてたら、いくら耐寒訓練を受けた俺だって耐えられない。

だから、他の任務はさておき、テントを直すことにした。
テントを直すには動物の皮が一番だ。

このあたりの混沌の森にゴルゴンがいっぱいいるから、その皮を使えばいい。

でも、テントが大きいからかなりの量の皮が必要になりそうだ。

プレーヤー、ちょっと手を貸してくれないか？手伝ってくれるとすごく助かるんだが。
簡単なことだからそう心配することもない。

ずる賢いレパル団を相手にするよりはずっと楽だ。

ベビー クリスタル ホーン ゴルゴンとクリスタル ホーン ゴルゴンを倒してその皮を持ってきてくれ。

そうだな、何枚必要になるかわからないが、ひとまず10枚持ってきてくれ。
ディーヴァにはこういう言い伝えがある。

大地はディーヴァの毛布、空はディーヴァのふとんだと……。

それにしても、俺のふとんはなんでこんなに冷たいんだ！

テントを直すための皮を手に入れてきてくれさえしたらいい。
このテントを直すには、皮を何枚もくっつけなければならない。

少なくともゴルゴンの背皮が10枚いると言うことだ。

クリスタル ホーン ゴルゴンとベビー クリスタル ホーン ゴルゴンを倒してゴルゴンの皮を手に入れてきてくれ。別に催促してるわけじゃないぞ。
こりゃ助かる！

これだけあれば、テントを直すのには十分だろう。

さあ、これは報酬だ。受け取ってくれ。