―依頼状―

龍族降霊呪術士 ドゥリアクを倒してほしいという依頼を受けた。

チャリルン探偵事務所の組織員は次の内容を熟読し、指示に従ってほしい。

1. 名称：降霊呪術士 ドゥリアク

2. 位置：敗北者の墓のほうへと消えていったという通報があった。

3. 詳細：オード兵を襲撃して深刻な怪我をさせ武器を奪取し、風道を通って敗北者の墓のほうへと消えた。

降霊呪術士 ドゥリアクの行方について確実な情報を提供した者や、直接倒した者に依頼代金を支給する。

―チャリルン探偵事務所、ゲルクマルス 管理部職員一同―
龍族の考えはどうもわからないニャ、ニャルルン。

降霊呪術士 ドゥリアクも、敗北者の墓で何か怪しいことを企んでいたと聞いたニャン。

たとえば……龍族の魂を呼び出すとかの、とても恐ろしいことをだニャ、ニャルン！

降霊呪術士を放っておいてもいいのかニャン？ディーヴァにすぐに片付けてきてもらいたいニャン、ニャルルン。
降霊呪術士をもう倒したなんて、とってもうれしい知らせだニャ、ニャルルン。

でも、これでやつの陰謀を粉砕したとは言い切れないニャ。

龍族軍は多いから、降霊呪術士はいくらでもいるだろうし……。

とにかく、今回の仕事の依頼代金もディーヴァのものだニャン。受け取ってニャ、ニャルルン。