はぁ…ちゃんとした研究施設もなく野宿しているが、日用品を買うのも厳しくなってきた。

そこで支援を受けるために幻影要塞に向かっているのだが、フィロンのことが心配でな。

研究者としては優秀なのだが、戦闘が苦手なんだ。それなのに標本を集めるため戦う準備をしている。

そこでだが、君がロング ホーン ライノスとペトリファイド ライノスの表皮を集めてフィロンに持っていってくれないか？
目の前のティアマト ブレスの痕跡を見たか？

(びっくりして)そ、その、あんたが手に持っているものは何だ？
ロフェルが君にロング ホーン ライノスとペトリファイド ライノスの表皮を集めてくれと頼んだのか。

心配するのも無理はない。ところで知っているかい？ティアマトが噴き出すブレスに当たったものは、すべて石になってしまうという伝説を。

いつか時間があれば話してやりたいが、龍のブレスに関しては歴史と伝説が入り混じっているんだ。

つまり、これといった研究が成されていないということさ。しかし、やっとその実態が解明され、ふたたび研究ができるようになった。

今までずっと学者として生きてきたが、こんなに胸躍る気分になるのは初めてだよ。
外見からしてまったく違う。手触り、色、強度、すべてが違う。

ありがとう。さっそくこの表皮を分析しなければ。