薬がほぼ完成したぞ。

いったん器に入れておいたが、これはナルカタル様に差し上げるものではなくアキカタン様の分なのだ。

アキカタン様はナルカタル様のことにはとても気をつかっていらっしゃるから、なんでも試しに召し上がってみるのだ。

今回の強壮剤も先に召し上がるとおっしゃるのでそうしたのだ。

本音を言えば、最初は疑われているのかと思って少し寂しかったのだが、今はもう慣れた。
アキカタン様の奥様に対する愛情はこの村のみんなが知っていることだからな、クフウ。

すまないが、この強壮剤を族長 アキカタン様に渡してくれるか？

今のような厳しい時期に1人でも、友好的な協力者ができるということはとても大事なことだ。

プレーヤー殿に族長 アキカタン様と直接会ってもらい、今後もライカン族の力になってもらえれば嬉しい。

では、よろしく頼む。クアァン。
においからしてラクシャティルの薬に間違いない、クフウ。

そなたがこの薬を直接持ってきたということは、よほどラクシャティルに気に入られたということだな。

ラクシャティルの忠誠心も考えて、そなたの親切は必ず覚えておこう、クアァン。

これは私の好意だ。受け取れ。