(奇妙な紙切れだ。アミニスは間違ってこれを自分にくれたのだろうか……)

(魔族の魂のかけら5個と貪欲が宿ったエナジー2個を、オードを溶かした溶液に混ぜ……)

(もしや、ねじれた時空の亀裂を防ぐための秘薬のレシピ！？)

(パンデモニウム大広場にいる秘薬製造士のカルティモネに聞いてみよう)
ホッホッホ、この若者を見よ。その目、酒を飲む気はさらさらないようだが、そうだろう？

だが！わしがやる酒はとても特別な酒だぞ。ああ、そうさ、特別さ！
(とても驚いて)おおっ、これは！

あ……あんた！すごいじゃないか！一体このレシピをどこで手に入れたんだい！？

このレシピどおりにすれば、強力なブラックホールを作ることができるよ。どんなものも飲み込んでしまうものがね。

そういえば、おかしな時空の亀裂が至る所に現れては、無実のディーヴァたちが犠牲になっているという噂を耳にしたよ。

きっと強力なブラックホールなら、その現象を防ぐことができるだろうねえ。

さあ、これを受け取っておくれ。あんたがわしにくれた物に比べたら大したものじゃあないが、それでもかなり役に立つだろうさ。