(リョエニアの母親が書いた手紙のようだ)

(「愛する娘、リョエニアへ」と書かれている)

(リョエニアに渡したほうが良さそうだ)
プレーヤー様、どうしたんですか？

ひょっとして、母の行方がわかったのですか？
こ……これは……母の文字！？

(読んでいるうちに、リョエニアの表情が徐々に暗くなる)

(彼女の手が震えだし、やがて手紙を落としてしまった)

お母さん……お母さん……ルイエル……嫌……そんなはずないわ！

ルイエルと私が兄妹だなんて……彼が、私の実の兄だなんて！
わけがわかりません……。

(リョエニアの目が虚空をさまよう)

プレーヤー様、ルイエル様に伝えてください。

私……私は……彼の気持ちに応じることができないと。

(リョエニアは、焦点の合わない目で悲しそうにつぶやいた)
プレーヤー様！

どうでした？彼女は快く応じてくれましたか？

気になって仕方がありません。早く教えてください！
リョエニア……なんで……どうして！！！

一体なぜ、私の指輪を拒んだのですか？リョエニアァァ……。