ん？プレーヤーさまったらぁ～。

チラチラあたしを見ていたこと、全部わかっているんですよぅ。

変に恥ずかしがる必要なんかありませんよ。あたしがあまりにも美しすぎるだけなんですから。オホホホホ～。

母の話では、パンデモニウムに行ってもあたしほどの美人はいなかったそうですよ！
(しょんぼりして)え～ん……でも、どうしたらいいんでしょう？

あたしが思いを寄せている飛行移動士のショーフンさまは、あたしにまったく関心がないんです。

あの、後ろにいらっしゃる堂々としたディーヴァさまです。あっ、ちょっと！そんなにあからさまに見ないでくださいよ～！

やっぱりあたしの美貌を引き立たせるためにはキレイなネックレスでもしたほうがいいと思うんですけど、見てのとおり、この小さな村では粗末なヘアバンド1つ手に入れるのも大変なんですぅ……。
まぁ！うれしい～！

ちょうどよかったですぅ！

ちょっと前に、ある旅のお方がチューリップの飾りがついたヘアバンドをタダでくれる所があるって話していたんです。

プレーヤーさまぁ～、代わりにもらってきてくれませんか？そのヘアバンドを。

何度も行こうとしたんですけど、道がわからなくて迷っちゃったんですぅ……。
ヘアバンドは[%shoplink]でもらえるって聞きました。

黄色いチューリップの花がついているヘアバンドですよ。

忘れずにもらってきてくださいね。

お返しは十分に差し上げますからぁ～！
うわぁ～！！！

早かったですね～！ホント、さすがぁ～。

早く早くぅ～、ヘアバンド見せてくださいよぉ～。
花びらの「は」の字もありませんよぅ……。

ちゃんとかばんに入れておいたんですか？

特急のメールボックスは確認したんですかぁ？

[%shoplink]でタダでもらえるのにぃ……。
まぁ～！わぁ、うれしい～。

チューリップが本当にキレイですねぇ。

これを頭につけてショーフンさまのところに行ったら、ショーフンさまもやむを得ずあたしを見ますよね！そうですよね？

オホホ、あたしを助けてくれたお返しに、プレゼントを差し上げま～す。

おじいさんが英雄のディーヴァになるようにってあたしにくれたものなんです。

あたし、村を出る気はないし、ショーフンさまと結婚したら英雄のディーヴァになる必要もないから、これは全部プレーヤーさまにあげちゃいます。

プレーヤーさまは、英雄にならないと出世できる方法もなさそうですからね。オホホホホ～。