結果はどうあれ、手助けしていただいたお礼を何かさせていただきたい。

プレーヤー様は、ライカン語を学びたいとは思いませんか？

もしそうならば、ライカン語ができるように手伝ってあげましょう。

ライカン語ができる魔族がいれば、われら使者団にとってもありがたいことですから。
ライカン語を学ぶために時間をかけて苦労する必要はありません。

私は魔族語を学ぶために長い間、苦労しましたがね。

簡単な方法があるのです。少々、問題はありますが……。

いえいえ。もちろん危険だとか、そういった問題ではありません。

このポーションを飲めばいいのです。

実は、これはわれわれの言葉がわかるディーヴァ様がいたらいいなと思って準備してきたものです。

ですが、このポーションは……シューゴ族を脅して手に入れたものなので、効果が確かか、よくわからないのです。

しかし、もし最悪の場合でもせいぜい何の効果もないという程度でしょうから、飲むこと自体は危険はないでしょう。
ポーションの効果を検証するためには、ムーグルと話をすればいいでしょう。

ライカン語の下手なムーグルの話まで聞き取ることができたなら、効果は確かだというわけです。

この要塞の地下の牢獄にムームー族 ボンというムーグルがいます。やつの所に行ってポーションを飲み、何と言っているのか聞いてみてください。

会話をしたらここへ戻ってきて、効果があったかどうかを教えてください。
ミュミュ ミュミュ！

ミュミュ！ミュミュ ミュミュ！

(何を言っているか、まだ聞き取れない)
ミュミュ ミュミュ！

腹へった、ミュミュ！

ムームー族 ボン、腹ペコだ！

ほどいてくれ、ミュミュ！ムームー族 ボン、家に帰りたい！
ミュミュ！

ミュミュ！ミュミュ ミュミュ！

ミュミュ ミュミュ！
お戻りになったんですね。

ポーションは飲みましたか？

ムームー族 ボンの話はよく聞き取れましたか？

やつらが言うことなど決まっているんですがね。
それはよかったです。

シューゴ族がちゃんとした薬をくれたのか少し疑わしく、あとになって心配になっていたのです。

しかし、よかったです。これからは助けが必要なときに、エムガタ様がプレーヤー様に直接話せるようになりました。

ライカンと魔族の和平のためにこれからもよろしくお願いします。