見慣れない顔だけど、ここには何の用で来たんだい？

いや、言わなくていい。俺が当ててみせよう。

ただ当てるだけじゃつまらないから、何か賭けないか？軽く1,000ギーナを賭けよう。
チクショー、がっかりだぜ。せっかく賭けができると思ったのに。

賭けがイヤなら、別の仕事を手伝ってくれよ。

まあ、難しいことじゃないさ。ゲルフィーの木を10個ばかり集めてきてくれればいいんだ。スープを作っているんだけど、焚き木が足りなくてさ。
念のために言っておくが、必ずゲルフィーの木でなきゃならない。それで火を起こしたほうが火力もいいし、長く燃えるんだ。

ゲルフィーの木はここからモルヘイム雪原までの間にたくさんあるから、見つけるのは簡単だろう。

残りの焚き木が少ないから、急いでくれよな。
ちょっと時間がかかったな。

詳しい話は後にして、とりあえずゲルフィーの木をこっちにくれ。

火力をまず強めよう。
こら、今まで何やっていたんだ？

料理は火の調節が命なのに、こんなんじゃスープが駄目になっちまうじゃないか！

まだ完全に駄目になったわけじゃないから、今からでも急いで行ってきてくれ。忘れるなよ。ゲルフィーの木10個だぜ。
(ゲルフィーの木を焚き火に入れる)

ふう、よかったよかった。あわやスープが駄目になるところだったぜ。

だからといって、そんな顔をすることはないさ。駄目になりかけたが、駄目になったわけじゃない。

これを受け取ってくれ。多くはないが、手伝ってくれたことへの感謝の気持ちだ。