(神秘的な光を放つ水晶が浮かんでいる)
(よく見ると、見たことのない文字が光を放っている)

(龍族の情報を保存する水晶のようだ)

(水晶玉を取り外して調査すれば、龍族に関する情報が得られそうだ)
(水晶玉を丁寧に取り外して自分のキューブに入れる)

(斜めにして見ると龍族語の文字が浮かび上がった)

(실리온のところに持っていってみよう)
どういったご用でいらしたのですか？

アトラム空中要塞を弱体化させる方法があるなら、なんでもかまいません。

些細な手がかりでも、手に入れたら持ってきてください。
これは……龍族の情報保存装置ですね。

わかりやすく言うと、われわれにとっての文書や本に似たものです。

(内容に目を通して)ふむ、この内容は……どうやら魔族のルスフェナー艦長がお探しのもののようですね。

ルスフェナー艦長は忙しい方ですから、彼の忠実な右腕であるエイリーに届ければいいと思います。

魔族と関わりの深い内容のようですから、一度読んでみても損はないでしょう。
正直、こんな雰囲気は大っきらいなんです！

ルスフェナー様は平然としているように見えますけど、その胸中には怒りが渦巻いている状態なんです。

やはり、天族と対峙しているこの状況が機嫌を悪くさせているみたいです。

公私の分別はつく方だと思いますが……まさに爆発寸前の状態なのが不安ですね。
おや！これは！

ドラカン クムバンダに関する情報が込められている水晶ですね。

われわれ魔族の軍勢を最後まで手こずらせた、あのクムバンダのことです。

結局、今もまだ行方は掴めないままでしたが、内容次第では手がかりが見つかるかもしれません。

お礼はこの程度でどうでしょうか。もし水晶を調べて成果が得られれば、また改めてお礼いたします。