確かに刃は剣の肝心な部分だが、それだけで剣とは言えない。

柄のない刃で戦えると思うか？敵を倒すどころか自分の手が痛いだけだろう？

きちんとした職人であれば、刃はもちろん剣の柄にも心血を注ぐはず。

剣の柄の刃の調和、それこそが名剣の条件なのだ。
アグリフ様の魔剣もすばらしい柄を持っている。

ブレードに込められた3つの力をコントロールするため、独創的に工夫されたものだった。

柄の左には冷たい氷のエネルギーが、右には熱い火のエネルギーが用いられている。そして、柄の飾りは火と水という相反するエネルギーを融和させる。

しかし、神が魔剣を壊した際に柄も割れてしまった。当然、柄の飾りも取られて……。

わかったか？これから探すべきものはコールド ヒルトの破片とホット ヒルトの破片、そして柄につけられていたシャイニング アクセサリーの破片だ。
柄の破片は30軍の隠れ場のどこかにあるはずだ。

ブレードの破片のように宝の部屋のどこかに隠されているだろう。

ブレードは強い力を持っているが、柄がなければ何の役にも立たない。

さあ、そろそろ仕上げの段階だな。柄と飾り、その3つの破片を集めてくるのだ。
そんなつらそうな顔をするんじゃない。

魔剣の力を手に入れるためには、これくらいの苦労は当然だろう？

早く30軍の隠れ場に行ってみろ。

ああそれと、今回は480万ギーナが必要だ。柄の修繕というのはそれほど簡単ではないからな。では、がんばってくれ。
魔剣がもうすぐ完成すると思うと緊張してきたぞ！

神さえも封印する以外は手がなかったという危うい剣だ。

早く剣を修繕して呪いを解かなければ、師匠の汚名もすすげない……。

飾りを持ってきたなら早く見せてくれ。さっさと仕上げたいんだ。
30軍の隠れ場はよく探してみたのか？

龍族が柄に悪さをするはずもないだろうし。必ずあるはずだ。

それから、ギーナが足りなかったら借りてでも持ってこい。

魔剣の完成がもうすぐなのに、手をこまねいているつもりか？
魔剣の柄！

これを作るためにアグリフ様が苦労された姿が目に浮かぶようだ。熱いエネルギーと冷たいエネルギーを同時に吹き込むため、相当苦心されていたからな。

昔の姿そのままだ。2つに分かれたこと以外は。

柄の飾りのほうもこれで間違いない。

もう最後の作業さえ終えれば、プレーヤーの苦労も報われるだろう。