龍族がベルスランに侵入してからもう数か月が過ぎた。

結界塔を信じきっていたから、最初は龍族が侵入したという事実すら気づかなかった。事態を把握したときには、もう取り返しのつかない状態に変わってしまっていた。

それで、龍族の問題を解決するために私がベルスランに来たのだ。

これまではいろいろと調査することがあったので奴らを見過ごしてきたが、すべての準備が整った今、これ以上ベルスランで龍族が暴れるのを放ってはおけない。
奴らを追い出すには、結界抑制装置を破壊しなければならない。

オードに弱い龍族がアトレイアで大手を振っていられたのは、すべてあの結界抑制装置のせいなのだ。その装置を破壊すれば、奴らは力を出しきることなどできなくなるだろう。

守護石がその装置を保護している。装置を破壊するためには、まず龍族のオード消耗石から破壊しなければならない。そのためには、特殊な爆弾が必要になる。

エレシュランタのプリモム拠点に行ってボダン総司令官に会ってくれ。

すでに連絡してあるから、君が行けば準備したオード爆弾をくれるはずだ。それを持ってくるんだ。
よく来てたな、プレーヤー。待っていたぞ。

ネルトスから君が来るという連絡があった。

それで、ベルスランの状況はどうなんだ？

ネルトスがオード爆弾を頼んできたところを見ると、近いうちに奴らと決戦を始めるようだな。
龍族の件もそうだが他の問題も山積しているから、ネルトスの心配事はなくなりそうにないな。

この件だけでも役に立てて本当によかったよ。

さあ、このオード爆弾を受け取ってくれ。

結界抑制装置を破壊することはできないだろうが、その装置を保護する龍族 オード消耗石なら十分破壊できるだろう。

爆弾が君にも影響を及ぼすかもしれないから、オード消耗石を設置したら遠くへ離れるんだぞ。
戻ってくるのを待っていた。

それで、ボダンには無事に会えたのか？

オード爆弾をきちんと持ってきただろうね。
では、これから本格的に任務を開始するとしよう。

結界抑制装置と龍族 オード消耗石がいるという情報が入手できたのは、諜報員を送ったからだ。ファプナーという非常に優秀な情報員が、ドレイキに変装してドラウプニル洞窟まで侵入した。

ところが最近、ファプナーとの連絡が途絶えてしまったのだ。だからまずは、ドラウプニル洞窟に潜り込んでファプナーを探してきてほしい。

そうしたら彼から詳しい情報を聞き、結界抑制装置と龍族 オード消耗石を破壊してくること。
ああ、ついに軍団長が任務の遂行者を派遣されたのか。

要塞と連絡が途絶え、どうしたらいいものかと焦っていたところだ。

プレーヤーが来てくれたからには、残りの任務を遂行できそうだよ。本当によかった。
すでに話は聞いていると思うが、まずは結界抑制装置を破壊する。

そのためには、2つやることがある。まずは、結界抑制装置を保護している4つの龍族 オード消耗石を破壊するんだ。龍族のオード消耗石は、ドラウプニルの肺に行けば見つけることができるだろう。

オード消耗石を破壊してから、片隅にある浮遊石に乗れ。すると、副軍団長ヤバントがいるベリトラ神託所に到着する。

副軍団長ヤバントは、結界抑制装置と繋がっている。だから奴を倒せば、結界抑制装置が自動的に破壊されるはずだ。

困難だが、必ず任務を成功させなければならない。何があっても、結界抑制装置を破壊してくれ！
よく無事に戻ったな、プレーヤー。

アルトガルドやモルヘイムで大変な任務を華麗に成功させたということを聞いていたので重要な任務を任せたが、一方では心配していたことも事実だ。

今回の仕事は、失敗してもなんとかなるような、そんな簡単な任務ではなかった。ベルスランの未来を、君の手に預けたのだ。任務を授けた私も、随分と緊張したものさ。

それで、どうなったのか詳しく報告してくれ。
任務の遂行に成功したのも素晴らしい。ファプナーが無事であることもわかって何よりだ。

本当にご苦労。君がいなければ、こんな危険な作戦を試みる気にもなれなかっただろう。

これで、ベルスランの龍族を追い出す足がかりができた。パンデモニウムに報告しなければ。

君が任務を見事遂行したのだ。ヴィーダル総司令官のところに直接行って報告するように。
龍族の結界抑制装置を、破壊したというのか？ではベルスランのヴォカルマ軍を追い出すのも、時間の問題だな。

本当によくやった、プレーヤー！

最初に君が覚醒したとき、こんな大きな任務を果たせるとは思っていなかったが、本当に優秀なディーヴァに成長したな。

広報官に君の業績を広く知らせるよう命じよう。